これぞ男の生き様よ

少し遅めの夏休み。

嫁と二人で温泉旅行に出かけることにした。

考えてみれば待たせに待たせた挙句にようやく結婚してみたものの、平日は仕事が忙しく、週末は虫採りに行ってばかりで嫁には随分と寂しい思いをさせている。口には出さないが、きっと思うところもあるだろう。本当にすまないことをしている。

せっかく結婚して初めての夏・・・二人でゆっくりと温泉旅行に出かけることにした。普段寂しい思いをさせている分、旅行中くらいは二人でのんびりと過ごそう。

そんな思いを胸に、温泉に着いた。










静かに嫁に告げる。

一人で勝手に飯を食い、一人で温泉に入り、一人で寝るように、と。

嫁を一人で宿に置き去りにし、私は旅立った。













すまぬ・・・すまぬ・・・





男として・・・いや一人の人間として・・・時には妻子を顧みず闘わなくてはいけない時があるのである。

しゃあない。




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ワタナベカレハの降る夜

金曜日は夕方から別府峡方面へ。

白髪峠まで登ろうと思っていたのだが、どうもお盆で夏祭りをやっているらしく、アンパンマンミュージアムから先の山の中で大渋滞。

すっかり遅くなってしまったので別府峡の入り口から少し入った場所でライトトラップをすることにした。

しばらくして現れたのは・・・珍品のワタナベカレハ Gastropacha watanabei Okano, 1966。

嬉しくて嬉しくて山の中で一人叫ぶ。


ついに出会うことができた憧れの蛾は夜半までに合計で6頭ほど得られた。

Gastropacha_watanabei

ワタナベカレハ Gastropacha watanabei Okano, 1966

カレハガと比較すると前翅後翅とも外縁のギザギザが弱く、全体的に丸っこくて優しい感じがする。ワタナベカレハも珍品だが、カレハガも意外と採れない。私はまだ久万高原町のコンビニでしか見たことがない。

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キャメロンハイランドの昆虫(192) コーカサスオオカブト Chalcosoma chiron (Olivier, 1789)

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コーカサスオオカブト Chalcosoma chiron (Olivier, 1789)
お馴染みの巨大カブトムシ。
灯火によく集まり、特に雌はタナラタの街灯に落ちているのをよく見かける。
カブトムシだからクワガタのようにはさまれる心配はないと油断していると胸部と腹部の間ではさまれる。あと爪も引っかかると皮膚がえぐり取られる。

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灯火採集に必要な機材一覧

現在灯火採集に使用している機材を整理した。

携行缶と発電機にガソリンが満タンの状態で、重量は約40kgだった(カメラ機材除く)。

できるだけ荷物は少なく、重量も軽くしたいのだが、現状これ以上は削れない。

この機材だと設置に8分弱、撤収に20分弱というのが現在のところの最速記録。

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設置するとこうなる。


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一覧にするために機材を並べていると、よくニュースで映る下着泥棒が逮捕された際に体育館などに「押収品一覧」としてパンツが並べられているのを思い出す。パンツの色でグラデーションになっていたり、毎回趣向を凝らした並べ方をしており、さすが日本警察と感心することしきり。警官もどんな気持ちで並べてるんだろうねあれ。

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ベランダ用収納ボックスは容量も大きく、そのままベランダに置いておけるので便利だ。わりとしっかり蓋がしまり、使用後の発電機もこの中に入れておけば車内にガソリンの匂いが充満することもない。それよりなにより灯火採集後の機材は基本的に虫まみれなので何かしらの容器に入れて封印しておかないと家に帰り着くまでに車内が虫カゴ状態になり、奥さんが怒る。

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ちなみに水銀灯用のフードにしているものはただの洗面器である。洗面器の底に穴を開け、ソケットをはめ込んでコーキング剤で接着している。簡易の雨よけのつもりでつけているが気休め程度の効果しかない。

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キャメロンハイランドの昆虫(191) カレハガの仲間 Trabala vishnou (Lefèbvre, 1827)

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カレハガの仲間 Trabala vishnou (Lefèbvre, 1827)

街灯で見つけた美しい緑色のカレハガ。東南アジアやインド、中国、台湾まで広く分布する。写真の緑色の個体は雄で、これが雌になるとまたまったく違った見た目になる。雌はいかにも毒のありそうな鮮やかな黄色をしている。

雌の個体も実は見つけていたのだが、事情があって写真に撮れなかった。

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キャメロンハイランドの昆虫(190) カネギエーテルノコギリクワガタ Prosopocoilus kannegieteri (Van de Poll, 1895)

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カネギエーテルノコギリクワガタ Prosopocoilus kannegieteri (Van de Poll, 1895)

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20150808瓶ヶ森林道ライトトラップ 1,600m地点

週末は石鎚スカイラインに入り泊まりで灯火採集をやろうと考えていたのだが、新寒風山トンネル手前の登り口まで行くと、7月の台風によりシラサ峠と土小屋の間で道路の崩落があり通行止めという。

予定を変更し、瓶ヶ森林道の適当な場所でライトをすることにした。

標高は1,600m前後の場所。夕方、雨が降って気温が下がってしまった影響か、点灯して1時間ほどは虫の飛来が非常に少なかったが、その後ジワジワと増えていき最終的にはまあまあの個体数になった。

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ヒトツメカギバ Auzata superba superba (Butler, 1878)

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タカオケンモン Craniophora harmandi (Poujade, 1898)



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ハイイロセダカモクメ Cucullia maculosa Staudinger, 1888

Diachrysia_leonina
マガリキンウワバ Diachrysia leonina (Oberthür, 1884)

Dinorhynchus_dybowskyi
アオクチブトカメムシ  Dinorhynchus dybowskyi Jakovlev, 1876

ツノアオカメムシ Pentatoma japonica (Distant,1882)

Dryomyza_formosa
ベッコウバエ Dryomyza formosa (Wiedemann, 1830)

Eobroscus_lutshniki
ムラサキスジアシゴミムシ Eobroscus lutshniki (Roubal, 1928)
変わった雰囲気のゴミムシ。

Glenea_relicta_relicta
シラホシカミキリ Glenea relicta relicta Pascoe,1868

Menesia_sulphurata
キモンカミキリ Menesia sulphurata (Gebler, 1825)

Nacna_sugitanii
スギタニアオケンモン Nacna sugitanii (Nagano, 1918)

Ophioninae1
アメバチの仲間 1
写真に撮ろうと不用意に手を出したら軍手を貫通して刺された。これがまた痛いんだ。

Ophioninae2
アメバチの仲間 2

Sineugraphe_exusta
カバスジヤガ Sineugraphe exusta (Butler, 1878)
同定は怪しい。この仲間はとても良く似ている。同属の別種の可能性あり。

Tabanus_iyoensis
イヨシロオビアブ Tabanus iyoensis Shiraki, 1918


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白髪峠での灯火採集で観察した虫、の続き

引き続き、先日の白髪峠での灯火採集で観察した虫の紹介。

Acalolepta_fraudatrix_fraudatrix
ビロウドカミキリ Acalolepta fraudatrix fraudatrix (Bates,1873)

Eubasilissa_regina

ムラサキトビケラ Eubasilissa regina (MacLachlan,1871)Dircaea_erotyloides

フタオビホソナガクチキ Dircaea erotyloides Lewis, 1895

Euchristophia_cumulata_cumulata
ウスオビヒメエダシャク Euchristophia cumulata cumulata (Christoph, 1881)

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ハバチの仲間?

Lucanus_maculifemoratus_maculifemor
ミヤマクワガタ Lucanus maculifemoratus maculifemoratus Motschulsky,1861

Microleon_longipalpis
テングイラガ Microleon longipalpis Butler, 1885

Stenagostus_umbratilis
オオツヤハダコメツキ Stenagostus umbratilis (Lewis, 1894)

Synegia_esther
クロハグルマエダシャク Synegia esther Butler, 1881
変異が激しい。

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20150801 白髪峠ライトトラップ 標高1,300m地点

土曜日は夕方から別府峡方面へ。良い場所を探してウロウロしているうちに峠まで来てしまった。

月齢は最悪に近く、蛾の飛来は少なかった。

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道端に70〜80本ほどの材が積んであった。できればこのまま置いておいてほしいが、すぐに片付けられそうな雰囲気。

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月齢悪い。

Amphipoea_ussuriensis
ショウブヨトウ Amphipoea ussuriensis (Petersen, 1914)
この日はショウブヨトウが非常に多かった。

Bastilla_maturata
ムラサキアシブトクチバ Bastilla maturata (Walker, 1858)

Clethrophora_distincta
ミドリリンガ Clethrophora distincta (Leech, 1889)
最も好きな蛾のひとつ。

Cosmia_affinis
ニレキリガ Cosmia affinis (Linnaeus, 1767)

Cosmia_restituta_picta
シラホシキリガ Cosmia restituta picta (Staudinger, 1888)


Cosmia_trapezina_exigua
イタヤキリガ Cosmia trapezina exigua (Butler, 1881)

Melanchra_persicariae
シラホシヨトウ Melanchra persicariae (Linnaeus, 1761)

Sastragala_esakii
エサキモンキツノカメムシ Sastragala esakii (Hasegawa, 1959)

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クロミツボシアツバ Sinarella japonica (Butler, 1881) ※nabeさん同定。



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キャメロンハイランドの昆虫(189) カギヅメコガネの仲間 Peltonotus sp.

Peltonotus
カギヅメコガネの仲間 Peltonotus sp.

直下に原生林を臨む谷での灯火採集にやって来た中型のコガネムシ。
この仲間のコガネムシは雄個体のみ、前脚のカギ爪が非常によく発達するのが特徴。

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