49回の軌跡

2011年に蛾の白バック写真を撮り始めて今年ではや5年目。

2011年4月23日に北条市に行ったのが蛾の白バック写真の撮り始めで、それから先週末の横浪半島で49回目のライトトラップになる(コンビニや工場の灯りに蛾を撮りに行ったのはカウントしていない)。

次で記念すべき50回目。

Rireki
写真の枚数は5169枚。

Stauropus_fagi_persimilis
シャチホコガ Stauropus fagi persimilis Butler, 1879

ちなみに現存する最初の1枚はシャチホコガ。

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20150524 横浪半島ライトトラップ

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夕食後、横浪半島へ。前回と同じ場所。今回から発電機を投入。決戦は晩夏。陣容はHIDハンディライト50W+23Wスパイラル蛍光灯2灯+23W誘虫ランプ(オプトクリンランプじゃないよ)。蛍光灯は無駄に明るいだけなので全て誘虫ランプに切り替える予定。

気温も湿度も高く、風も微風程度だったが、不思議と虫の集まりは前回(2週間前)よりも少なく、面白みはなかった。

Proschistis_marmaropa
ヒロバクロヒメハマキ Proschistis marmaropa (Meyrick, 1907)
小さいが青黒い色合いと上翅の毛束がとてもいい素敵なヒメハマキ。

Cyana_hamata_hamata
アカスジシロコケガ Cyana hamata hamata (Walker, 1854)
新鮮な個体は本当に息を呑むほど美しい。どこにでもいる普通種だが、わたくしほどの昆虫採集の達人ともなると、もはやこれは珍品なんだと自分に言い聞かせることで、妄想して楽しめてしまう。実際この綺麗な蛾が珍品だとして、灯火に飛んできたら震え上がるよね。もはや哲学的な問題。

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テングアツバとおにぎり包む竹皮って似てるよね

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テングアツバ Latirostrum bisacutum Hampson, 1895

先週の白髪峠での灯火にやって来たテングアツバ。テングアツバは大好きな蛾のひとつで、見るたびに思うがおにぎりを包む竹の皮によく似ている。スルメにも似ている。

普通種で山地での灯火採集でよく見るが、一度に見る数はそれほど多くない。斑紋の変異が大きく、明瞭な黒線が出る個体もいるようだが、まだお目にかかったことがない。

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キャメロンハイランドの昆虫(164) キリギリスの仲間 Olcinia sp. (Tettigoniidae Pseudophyllinae)

Olcinia
キリギリスの仲間 Olcinia sp.

ブルーバレーの先、温泉の近くで。ライトトラップの白布にまるでコケのような質感の奇妙なバッタがついていた。ジャングルではコケや葉っぱに見事に擬態した生き物がたくさん住んでいるが、いかんせんなかなか見つけられない。

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アシブトクチバとオキナワアシブトクチバ

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アシブトクチバ Parallelia stuposa (Fabricius, 1794) とオキナワアシブトクチバ Bastilla arcuata (Moore, 1887)

先月高知市内でアシブトクチバを拾ったが、先々週の横浪半島での灯火採集でよく似たオキナワアシブトクチバが来た。この2種類は見た目がとてもよく似ているが、前翅の模様が少しだけ違う。並べてみるとその微妙な違いがよくわかる。見た目的に同属の種類と思いきや属が違う。現在DysgoniaParalleliaのシノニムという扱いになっているが、よくわからない。雰囲気的にこれらの属の主戦場は明らかに東南アジアであるが、特に厄介なのがインド北部の山岳地帯に産するものだろう。まったくの門外漢ながら、ぐちゃぐちゃになっていることは想像に難くない。なぜなら他の虫でもよくあるパターンだから。

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ホソオビアシブトクチバ Parallelia arctotaenia (Guenée, 1852)とムラサキアシブトクチバ
Bastilla maturata (Walker, 1858)もこのへんの仲間。

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20150516 白髪峠ライトトラップ

昨晩は夕方から白髪峠に出かけた。

別府峡の入り口から進むこと12kmほどで白髪山登山口に到着。別府峡から入り込んでいく道はきちんと舗装されておりとても走りやすいが、落石がひどい。帰りに行きにはなかった石が落ちていてとても怖かった。

環境はとても良い場所だったが、やって来る蛾はいかにもブナ帯という感じで思ったよりも単調。場所を外したようだ。蛾だけ見ると雰囲気が大川嶺に似ている。気温はやや低いが完全に初夏の虫。

夜半から白髪山からの吹き下ろしの風が強くなり、集まった蛾をことごとく吹き散らしていく。蛾の集まり自体は悪くないが、いかんせん風が強い。7時半開始で10時過ぎには早々に撤退。収穫はなかったが季節をずらしてまた来たい。

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石鎚山系では決して見ることのできない熊注意の看板。ここからだと一時間しない程度で白髪山の山頂まで行けるので登って稜線上で灯火したい。

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ヤホシゴミムシ Lebidia octoguttata Morawitz, 1862

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萩の茶屋に貝を食べに行こう

先週の日曜日はお昼に横浪半島の手前、宇佐の萩の茶屋に貝を食べに行ってきた。

貝の盛り合わせはナガレコ、長太郎貝(ヒオウギガイ)、アサリ、大貝(オオアサリ)、サザエ、ハマグリなど。

貝はとても新鮮で、ナガレコにいたっては新鮮すぎて皿から逃げ出してどっか行ってた。

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灯火採集にやって来たクロシデムシ

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クロシデムシ Nicrophorus concolor (Kraatz, 1877)

先日横浪半島で灯火にやって来たクロシデムシ。たいていダニまみれでやってきて、おまけに臭いので灯火採集では嫌われ者。ダニの付き方が斑紋のようになっていて面白かったので写真に撮った。決して採ることはないが、甲虫らしいフォルムで好きな虫ではある。

どんな種類の虫に対しても、不思議と何かしらの思い出が紐付けられているもので、概して他愛もない記憶であり、なぜ思い出すのかも今ではわからなくっている。私の場合、クロシデムシを見るといつも英彦山の九州大学の付属施設を思い出す。

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20150510 横浪半島ライトトラップ

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3分で設置・撤収可能なお手軽セットだが、やはりレースが致命的にダサい。

夕方から横浪半島に入る。気温は昼間ほど高くはなく、少々の風はあるが蛾の飛来はそこそこよかった。横浪半島は全体的に可能性に満ち溢れた場所だが、いかんせん狙いが絞りにくい。今回で2回目になるが、結局無難な場所に落ち着いた。次こそは冒険したい。

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キャメロンハイランドの昆虫(163)ヒメシャク亜科(Sterrhinae)の仲間 Chrysocraspeda iole Swinhoe, 1892

Chrysocraspeda_iole
ヒメシャク亜科(Sterrhinae)の仲間 Chrysocraspeda iole Swinhoe, 1892

初日に電池式のブラックライトにやって来たヒメシャク。小さく、弱々しい見た目だが模様が特徴的で綺麗な蛾。電池式のブラックライトを使った灯火採集は光量が少ないので極近い場所から虫を集める効力しかないが、周辺の草むらにいるような小さめの蛾類をコツコツ集めるには結構便利だった。また長い時間設置しておくとたまたま近くを通った蛾も吸い寄せられる可能性もあるため、街灯見回りをしている間に設置しっぱなしにしておくとそれなりに収穫がある。

同属の種類が2種類日本にも分布しているらしい。

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