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昆虫採集 in 石鎚山 2010初夏

午前2:10、原付で松山の自宅を出発。

黒森から行くか、三坂から行くか迷ったが、久しぶりに三坂から行くことにした。

原付だと黒森からの方が早いが、グネグネとした細い峠道なので疲れる。



三坂峠に入る手前の砥部町のローソンで買い物。ついでにちょっとだけ虫採り。

ここのコンビニは本当に虫が多い。カブトムシやクワガタだけでなく、ミヤマカミキリやマイマイカブリもよくいる。

今日はノコギリクワガタのペアとゾウムシを拾った。

先を急ぐ。

三坂峠の山頂あたりから急に寒くなってきた。やはりウィンドブレーカーを持ってきてよかった。
このウィンドブレーカーはラオスに行く時に買ったので今年で四年目。虫採りに行くときはどこへいくにも必ず使っているので もうそろそろ限界。


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久万高原町の消防署の水銀灯。ここも虫が多いので天然ライトトラップポイント。

今日は特に何もいなかったが、カブトムシやミヤマクワガタが多く、トゲウスバカミキリを拾ったこともある。


午前4:20に石鎚スカイラインのゲートを通過。

普段は7時に開くゲートが、今はお山開きの最中なので4時に開門になる。


だんだんと空が明るくなってきた。急がないと。



猛ダッシュでスカイラインを登る。といっても18kmで700mを登るので50ccのバイクではほとんどスピードが出ない。時間がないのに・・・もどかしい。間に合わなくなってしまう。



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かなり明るくなってきた。



午前5:00前に土小屋に到着。

できれば瓶ヶ森の方に行きたかったが、もう時間的に間に合わないので予定を変更し、土小屋の国民宿舎の前から東雲を狙う。


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間に合った。

どうしても御来光が撮りたくて朝からぶっ飛ばしてきたので報われた気分。アクセルを握りっぱなしで痺れた手でシャッターを切る。

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ものすごい勢いで光が表情を変えて行く。

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90mmのマクロレンズで撮ってみた。

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参拝に来たばあさんが朝日を拝んでいたので、僕も一緒に拝んだ。

場所を変えて土小屋のベンチの前に移動。

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早朝の土小屋(6時ちょっと過ぎ)。

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お山開きの真っ最中。

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六時半頃、とりあえず名野川越に移動。

朝の林内を散歩。

新型ディフューザーの実験。従来のものに比べて使い勝手はいいが、効果は今ひとつ。改善の余地あり。

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ブユが鬼のように多い。こんなに多いのは初めてかも。地獄。

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いいもの見~つけた!

森の中でキノコを見つけると、胸が高鳴る。

ソロソロと近づくと、気配を察したのか虫がボロボロボロッと落ちる。

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ヒメオオキバハネカクシとニホンキノコハネカクシ(Lordithon nipponensis)だらけ。

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オオキバハネカクシがいると他の虫がいない。


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やっぱりキノコ虫採集は夜来たいところ。



名野川越から瓶ヶ森方面へ移動。シワクシケアリの巣を探しに行く。

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よさこい峠から瓶ヶ森に至る道の途中で、大規模に木が倒れている場所があった。帰りに面河山岳博物館の矢野さんに聞いたところ、今年の大雪で倒れたそうだ。ここはきっと今年、来年と、かなりすごいはず。間違いない。

ライトトラップしても面白いと思う。今日はあまり真剣に探さなかったが、次に来たときはじっくりと見ていきたい。

倒木との出会いは一期一会。



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 セグロベニトゲアシガ Atkinsonia ignipicta (Butler, 1881)

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石の下からイシヅチオサムシ。

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お昼ごはんに土小屋の食堂でカレーライスを食べた。

スカイラインを少し下って番匠谷に移動。

番匠谷の入り口で高知の虫屋さんにお会いする。

今年の石鎚は本当に虫が少ないと嘆いていた。誰に聞いてもそういうので、たぶんそうなんだと思う。でもこういう時は珍品が採れたりするので案外わからない。

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いつもの場所にドウボソカミキリがいた。この世のカミキリムシのしょぼいところを凝縮したようなしょぼいカミキリ。

番匠谷に入る。涼しい。

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沢を登っていく。倒木はどれも古くなっており採集にはいまいち。
 

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番匠谷はスカイラインが開通する前は非常にアクセスの悪い場所で、滅多に来れない場所だったそうだが、今となってはちょっとコンビニ寄っくくらいの感じで入ることができる。その分谷の開けてしまった。
 

本当は午後からも続く・・・はずが、前述の通りCFカード(PNY社製)の異常でここから先は写真なし。あぁ・・・いい写真撮れたんだけどなぁ・・・つД`)

写真はないが、この日はいわゆるフタモンヒメキノコハネカクシがたくさん採れた。この虫はどこにでもいる普通種・・・と見せかけて実は個体数はかなり少ない。フタモンヒメキノコハネカクシと同定されているもののほとんどは誤同定の可能性が高い。

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上の写真は二つ紋があるからフタモンヒメキノコハネカクシ・・・と思いきや、実は全然関係ない別種。ではこれは何かと言うと、実は異常に発色の良いヤクシマヒメキノコハネカクシ(Sepedophilus simulans)。ここまで綺麗に紋の出る個体というのは実際にはあまりいないので見分けは付きやすい。

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こちらは本物のいわゆるフタモンヒメキノコハネカクシ。

また、この日は採れなかったが原色甲虫図鑑に載っているクロヒメキノコハネカクシ(Sepedophilus varicornis)も極めて珍品である。Dr. David Sharpがいったい何を差して本種を記載したのか、長らく謎だったが、昨年ロンドン自然史博物館に行って問題は氷解した。BMの標本室から「あばばば」という叫び声が聞こえたと思うが、わたしである。可能性としては5つくらいあったが、よりによって一番ないと思っていた種だった。

スカイラインの途中で落石防止の工事をしており、少しだけ伐採木が積んであったので覗いてみたが、何もおらず。

帰りに博物館によって矢野さんに行きに拾ったノコギリクワガタとイシヅチオサムシをあげる。展示に使うそうだ。代わりにリポビタンDをもらった。矢野さんも夏の企画展の準備で忙しそうで、お疲れ気味だった。心なしかギャグにキレがない。

帰りの三坂峠で今年はじめてヒグラシの鳴き声を聞いた。

夕方6時半ごろ帰宅。

 

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コメント

伊吹山近辺の惨状を聞いてはいますが未だ行っていませんん。期待はしているところですが・・・。今度石鎚へ行くとき一寸お知らせ下さい。私も何処かで落ち合いたいので。美しいご来光の写真何枚か頂きました。来年の年賀状に使わせていただくかも。

投稿: かげさん | 2010年7月11日 (日) 06時56分

あまりに森がボロボロになっているのでバイクで道を通った際、ぎょっとしてしまいました。盛夏にはきっと面白いでしょう。もう何人か採集をされているようです。ライトしたいので付き合ってください。

投稿: たきぽろりん | 2010年7月11日 (日) 18時08分

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