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悪いけどこのナショナル・ジオグラフィック三人用だから

僕が聞かれてもいないのに突然ナショナル・ジオグラフィックの話をし始めたり、ナショナル・ジオグラフィックの話をしてほしそうな感じで話を持って行こうとしていたら、話を聞いている人はぜひとも察してほしい。



昨年(2009年)の11月に発行されたナショナル・ジオグラフィックに僕が撮った写真が載ったのだ。



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買ったよ。もちろん。2冊。



僕としてはそれを誰かに自慢したくて自慢したくて仕方が無いのだが、いかんせんなかなか普段の会話でナショナル・ジオグラフィックが出てくることもないし、自分からわざわざ取ってつけたように言い出すのもカッコ悪いので、できるだけ自然に、ナチュラルな感じで「そういえば・・・」という感じで話を持っていくことにしている。



そのために僕が考えた渾身の例をいくつか挙げておこう。



【自然な感じでナショナル・ジオグラフィックの話に持っていきたい時の例文集】


・「何読んでるの?その雑誌面白いの?そういえば雑誌といえば・・・


・「イチョウの葉が黄色く紅葉していて綺麗だね。そういえば黄色い表紙の雑誌といえば・・・


・「その炊飯器どこ製?え?ナショナル?



などなど様々なパターンを考え、日々自然な感じで言えるよう努力している。




話を正確に言うなら、ナショナル・ジオグラフィック2009年11月号で国内の博物館などの催し物を紹介するページで、11月にグランドオープンを控えていた愛媛大学博物館の紹介が掲載され、そのページに僕が撮影した研究室所蔵のタイプ標本の写真が使われたというのがことの真相なわけだが、人に言うときはできるだけ、「博物館の紹介として、データベース作成のアルバイト時に撮影した標本写真が使われただけであること」などは極力伏せ、「何か写真撮ったら載っちゃってまいったよ」という感じで話すことにしている。


たとえバイトで撮った標本写真とはいえ、「写真が載った」という一点に限っては少なくとも嘘はついていない。


なのでできるだけ余計なことは言わず、あたかもAlex Wildが撮るような蟻の生態写真みたいなので載りましたという体で話すことにしている。



あくまで嘘は言わずに(誇張はするけど)、「写真が載った」という事実以外の情報量をできるだけ絞ることによってあとは相手の想像力にまかせるという方式をとっている。


去年修士論文の相談で吉富先生の部屋に行ったとき、先生が「そういえば片山の撮ったタイプ標本写真、ナショナル・ジオグラフィックの博物館の紹介ページに載るよ」と言われたとき、その場ではできるだけ平静を装い「あぁ・・・そうすか」と別段興味もなさそうなそぶりをしたが、実際には飛び上がるくらい嬉しかった。

僕は高校生の頃からナショナル・ジオグラフィックの大ファンだった。



僕がハネカクシの研究をしようと思った理由の95%ぐらいはナショナル・ジオグラフィックの「甲虫特集」を読んだからだと言っても過言ではないだろう。



ぶっちゃけ、実際それ以外に特に理由はない。


あまりにも浅い理由なので人に「何でハネカクシの研究を始めたの?」と聞かれたら「ある晩枕元に仏様が現れて天啓を受けた」と説明することにしている。


3rdミレニアムに再び発行されるはずのハネカクシカタログの人物紹介ページにもそんな感じで載せてもらえるよう、今から990年後に備えて原稿を準備しておかねばなるまい(その前にハネカクシの研究者としてスルーされないようにたくさん論文を出しておかなくてはいけないが、まぁそれはそれとして)。


というわけで僕としてはその場で踊りだしたいくらい嬉しかったのだが、先生に「こいつ舞い上がってやがるな」と思われるのも癪なので家に帰ってからこっそり踊った。



一旦ナショナル・ジオグラフィックの話に持って行きさえすればこっちのもの。



こんな感じで人には自慢している。

※以下この音楽をBGMにして読むとより臨場感を持ってお読みいただけます。




(※あくまで自然な感じで。何気なく) ・・・いや~まいったよ。この前さぁ、何となく、ホント何となくね、ホンの気軽にパチパチッと写真撮ったらナショナル・ジオグラフィックに載っちゃってさぁ~ (※ここ強く) 



いやさ、僕としてはさ、ね? (※尺を入れる) そんなナショナル・ジオグラフィックに写真が載っちゃう (※繰り返す) なんて、恥ずかしいから嫌だって言ったんだけど (※言ってません)、先生がどうしても片山君の写真を載せたいからって言うからさぁ~ (※言ってません)いやぁ~、僕もね、先生にはお世話になってるから断りきれなくってさぁ~ (※本当は断りたかったけど仕方がなくという感じで)



まぁ、あれだよね。ナショナル・ジオグラフィック。知ってる?全世界で発行されてるんだよ。 (※博物館の紹介ページなので当然日本語版にしか載っていませんが、余計なことは言わずナショナル・ジオグラフィックがいかにすごい雑誌かをさりげなくアピール)



まぁ、でも、撮った瞬間、載ったと思ったね。(※キメ。空を仰ぎ見るような感じで)




・・・という感じで写真が表紙を飾ってもここまでは言うまいというくらいに誇張して言う事にしている。

ただこれをやると普段あまり人に自慢できる事柄のない僕の自尊心は大いに満たされるが、代わりにかなりの確率でウザイ人だと認識される危険性も持つ諸刃の刃。素人にはお薦め出来ない。

 

以下今後起こるであろういくつかのケースを想定している。

 

【ナショナル・ジオグラフィックに写真が載らなかった場合】

合コンに行く

片山:「俺、カメラで写真撮るのが趣味なんだ

女の子:「カメラおたくキモッ!死ね!」

一次会でおしまい

 

 

【ナショナル・ジオグラフィックに写真が載った場合】

合コンに行く

片山:「そういえば俺、この前何気なく写真撮ったらナショナル・ジオグラフィック載っちゃったってまいったよ」

女の子:「好き!抱いて!」

なんやかんや

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パワーストーン的な

 

 

来年こそはこういうイベントがある気がしてならない。

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