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2011年3月

HDR in アフリカ

アフリカで撮影したHDR写真。

調子にのって何でもかんでも撮影していたら一生合成しきれないくらいの画像がたまってしまった。なんとなく思いついたときにチョコチョコと遊んだりしているが、まだまだ作っていない写真が山のようにある。

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帰省

半年ぶりに三日ほど実家の名古屋に帰省していて、今日松山に帰ってきた。


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プラスチック以外あらゆるものを食べると言われた私だが、グリンピースだけはどうしても無理だった

アフリカ行ったら缶詰が豆の缶詰ばかりで涙目になった。

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そもそもこの世の中にグリンピースを好んで食べる人間がいるというのが私には正直言って理解出来ない。

他人の嗜好にとやかく注文を付ける権利などないのだが、冷静になって一度考えてみてほしい。

嫌い、とまではいかなくても、本当はみんなそんなに美味しいとは思っていないのに、惰性で食べているだけではないだろうか。きっと私以外にもグリーンピースを普通に食べる日々の自分に疑問をいだいている人がいると思う。

・・・なあ、そうなんだろ?

今こそ共に声をあげよう。


私はシューマイを一口で食べることができない。必ずお箸で二つに割ってから食べることにしている。

シューマイの中にグリンピースを入れることを最初に提案した人間を、私は決して許さない。

シューマイの上に乗っけているバージョンもあるが、あれは摘出が簡単なのでまだ許せる。しかしどうして中に入れようと思ったのか。

一番酷いのは上に乗っかているグリーンピースを軽々と取り除いてもう安心と思わせてパクリと食べたら中にももう一つ入っていたという陽動作戦バージョン。

食べた瞬間、自分の犯した間違いに気づき、「オ、オトリだったのか・・・」と悶絶する。

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アフリカのゴミムシダマシの仲間

アフリカ南部の乾燥地帯に生息する乾いたゴミムシダマシ。

安藤さんも一柳先生も、見せても眉毛ひとつ動かさなさそうなゴミダマばかり。

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Psammodes bertolonii
(?)

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砂地にはこのようによく穴があいており、掘るといろいろな種類のゴミダマが出てくる(たまにフンコロガシの場合もある)。

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これはゴミダマじゃない?

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Psammodes vialis
(?)

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肉食で夜に巣穴から出てきて虫などを食べる。

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ヤスデを潰して置いておくと、しばらくするとゴミダマがたかっている。

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Himatismus
sp.

ライトによく飛んでくるハムダマ。

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南部アフリカ乾燥地帯の鳥類(6):ブッポウソウ(Roller)の仲間2種類

ボツワナ滞在中に見つけたブッポウソウ(Roller)の仲間。

図鑑を見ると南部アフリカにはブッポウソウ目、ブッポウソウ科に属する鳥が5種類分布している。

どの種類もとても綺麗な色彩。


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Europeanroller2

和名:ニシブッポウソウ 
英名:European Roller (Eurasian Roller) 
学名:Coracias garrulus

やや少ない?ナイパン国立公園で一度だけ見た。

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Lilacbreastedroller2

Lilacbreastedroller3

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和名:ライラックニシブッポウソウ
英名:Lilac-breasted Roller 
学名:Coracias caudata

普通種でどこでもよく見かけるが、とてもカラフルで美しい鳥。14色の色を持ち、特に首から胸にかけてのライラック色が目立つ。南アフリカでは分布は北部に限られるが、ボツワナでは全土にくまなく分布する。実はボツワナの国鳥。

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ツナの炊き込みご飯

昨日の夕ごはんは炊き込みご飯だった。

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メニューは「ツナの炊き込みご飯」・「ホッケ」・「野菜サラダ」・「卵焼き」・「冷蔵庫の残飯一掃味噌汁」。

本当はキンピラも作りたかったが、切ってアク抜きしてあるお手軽ゴボウがスーパーになかったので諦めた。

炊き込みご飯は「はなまるマーケットレシピ★ツナの炊き込みご飯」を参考にしてツナ缶を使って作った。

材料を買ってきて炊飯器に入れて炊くだけなのでとても簡単。

材料にショウガとあったが、確か去年の年末にぶり大根を作ったときに買ったショウガがまだあったから使おうと思って冷蔵庫からだしたら、腐海の底に没していた。

ショウガってなかなか使う機会ないよね。

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炊き上がったら薬味に刻みネギと大葉をのせて完成。

レシピ通りに作ったつもりだったが、やや薄味だったので広島で買った牡蠣醤油をかけて食べたらとても美味しかった。

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卵焼きも焼いてもらった。僕は卵焼きは甘いヤツしか認めていない。甘くないのはだし巻きである。


料理を作る合間に彼女がものすごい勢いでこの前の遠足の感想文に赤ペンでコメントを書いていた。

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ちょっと見せてもらったが、作文の量を水増しするために余った行を


「う○こ う○こ う○こ う○こ」
「ち○こ ち○こ ち○こ ち○こ」


※原文ママ


という男子小学生お気に入りの二大ワードの羅列で埋めるのはなかなか野心的な試みだなあと思った(それなりに作文の行は水増しされていたが、野心的すぎて先生は怒っていた)。たぶん特に意味はない。


男子小学生はどうしてそんなにうんことちんこが好きなのだろうか。
言葉のインパクトと口に出したときの語感がいいんだろうな。

かくいうワタクシも小学生の頃はうんことちんこのことばかり考えていたので昔も今も変わらないなあとしみじみと思った。

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アフリカで見たいろいろな糞虫の写真

ボツワナで見た糞虫、コブスジコガネ、ムネアカセンチなどの写真。

アフリカでは糞虫の個体数と多様性に本当に驚かされた。

肉食獣、草食獣、雑食獣、あらゆる動物のあらゆるタイプの糞に、様々な種類の糞虫を見ることができた。

ライトトラップをするとどこでも糞虫が飛んでくる。写真がとても追いつかない。


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滞在3日目の午前中に初めてタマオシコガネを見つけ、とても感動した。こんな凸凹な悪路をよく転がしていくなあと観察していたら、案の定しょっちゅう詰まって動かなくなっていた。それでも一度作った糞球を決して諦めない。例えどうしようもないほどハマってしまっても無理やり乗り越えるのではなく、地道に周囲の道をならしたりしながら一歩一歩、懸命に運んでいく。不屈の気概に感銘を覚えた。

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地面に大きな穴が空いていたら9割くらいの確率で巨大なゴミムシダマシ。たまに糞虫が出てくるので宝探しをしているような気分になる。

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大きなムカデを潰してしばらく置いておくと糞虫やゴミダマがたかっている。

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ライトに飛んできた虫は早く採らないとあっという間に蟻に持って行かれてしまう。

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しばらく見ているうちに群がった蟻によって無残にも粉々に引き裂かれ、パーツに小分けされて巣穴へと運搬されていく。

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無論攻撃対象は虫だけに留まらず、地面に腹ばいになって写真を撮っている人間にも容赦なく襲いかかってくる。とても痛い。

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なんだか妙にツルッとしたコブスジコガネ。山迫さんが一頭採ったきりでとても悔しかったので僕は「(いっぱい飛んできてるやつと)同種だよ」と言い張ったが、正直別種のような気がしなくもなかった。いや同種だ・・・同種に決まっている。前胸背板の感じがまるで違うが、同種だ。ちくしょー

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緑色の綺麗な糞虫はど普通種なのだが、野獣ではなく牛の糞に来るのであまり採る機会がない。

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大型の糞虫はできるだけ活かして体内の糞を排出させたあと、水で洗ってから水分を飛ばすためにしばらく干物のように天日干しにした。30分以上このまま置いておくと蛆だらけになってしまうので適当なところでエタノールと酢酸エチルの混合液に浸して冷蔵庫に入れておいた。冷蔵庫の中に濃縮還元された肥料のような芳醇な香りが充満していた。

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象の糞に群がるタマオシコガネ

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確実に呪いをかけてくる系の何か

中央カラハリ国立公園に入る直前、ラコップスという最後の街で給油をした際、謎のオブジェを見つけた。

何かわからないが、妙に禍々しい。

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メダパニとか使ってきそう。

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アフリカの星

今回は行ったのが雨季だったのだが、乾季の空気が乾燥して大気中の水蒸気が少ないと、もっともっと星が綺麗見えるそうだ。

初めて星の撮影をやってみたが、う~ん・・・難しい。

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さやばね ニューシリーズ 第1号 校了

甲虫学会の新しい和文誌「さやばねニューシリーズ」の第1号が無事校了した。

最後の最後に大きなミスに気が付き青ざめたが、印刷所の方で直してくれるとのこと(綴じの方向を勘違いしていたのでノンブルの位置がノドに来てしまっていた)。

慣れない作業に戸惑ったが、今回でだいぶノウハウが蓄積されたので次号以降はもっとスムーズに編集できるはず。

第1号は3月中に印刷され、3月の末には会員のところに送付される予定。

第2号以降も引き続き原稿を募集中。どうぞよろしく。

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アフリカの昆虫:白バック写真

暇なときにコツコツとそのへんで見つけた虫などを白バックで撮っていた。







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高速でウンコを転がしながら去っていくので白バック写真を撮るのは苦労した。

苦肉の策として食器用に使っていたプラスチックの深皿にフンコロガシとウンコを入れて撮影してみたら、思いのほか上手くいった。これだと飛びさえしなければ虫に逃げられることもないし、何よりも深皿の緩やかなカーブでいい感じに光がまわった。撮影後のバックの処理もほとんど不要。

フンコロガシの撮影に大活躍だった深皿はその後、何食わぬ顔で食器入れに戻しておいた。

山迫さんが使ってた。

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意外に虫がたくさん来た乾電池式の小型ライトトラップ

乾電池式の小型のライトトラップを持って行き、ほぼ毎晩ライトトラップをしていた。

乾電池式の光の弱いものだったのでたいして期待はしていなかったが、思っていたよりも虫がたくさん来て驚いた。

写真は中央カラハリ国立公園の車がハマったところ。サバンナのど真ん中で一夜を明かすことになり、せっかくだからとここでもライトトラップをした。

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Cerapterus laceratus Dohrn, 1891(?)

※大型の個体と、やや小型の個体の二種類がいるが別種なんだろうか


研究室にアフリカ産の標本があり、ずっと憧れだった巨大なヒゲブトオサムシ。

手で捕まえた瞬間、「キキィー」と甲高い声で鳴き、お尻の先端から蛍光イエローの高温の毒ガスを噴出。稲妻のようなスピードで逃走するという多芸な虫。

驚くほど臭い。

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アフリカのカマキリ

なんか怖い

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カマキリはとてもフォトジェニックな生き物。

どいつもこいつも底意地の悪そうな顔をしているが、同時にどことなく愛嬌のある表情をしている。

 

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気高く、美しいアフリカの狼:リカオン(Wild Dog)

アフリカでWild Dogを見ることができた。

Wild Dogという英語名よりも学名のLycaon pictusの方が聞き覚えがあるという人もいるかもしれない (僕も最初Wild Dogと言われてもピンとこなかったが、学名の方を聞いたら「あぁ、リカオンのことか」と気がついた)。

子供も含めると時に数十頭にもなる大きな群れで行動し、非の打ち所のない完璧なチームワークで獲物に襲いかかり、その狩りの成功率は実に85%以上と言われている。

これはライオンの狩りの成功率が20~30%と言われていることを考えると驚異的な数字。

時速60km以上で2時間、獲物が疲れるまで走り続けるられる驚異的なスタミナ、正確無比な追跡、素晴らしいチームワーク等々、
名実ともにアフリカ最強の狩人だが、悲しいかなジステンパーや狂犬病など犬の伝染病に非常に弱く、口で舐めあって仲間同士コミュニュケーションをとることも災いし、あっという間に感染が拡大、絶滅寸前になってしまった。

アフリカ全土の個体数は2000~8000頭と言われ、現在では非常に珍しい動物になってしまったが、今回の旅行では幸運にも中央カラハリ国立公園とモレミ野生動物保護区の二箇所で見ることができた。


Wilddog8

最初に
中央カラハリで見たWild Dog。かなり距離はあったが、最初はこれだけでも見られてラッキーだったと喜んでいた。

実際国立公園の管理局でWild Dogを見たことを話すと職員が驚いていた。

しかしその後モレミ野生動物保護区で幸運にもものすごく大きな群れに出会うことができ、さらに限界まで接近することができた。



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この時、後から数えてみたら30分ほどの間に688枚の写真を撮影していた。

僕がどれほど興奮していたかわかるだろう。

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群れの仲間はみんなとても仲良し。

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四国が平和すぎて微妙に居心地が悪い・・・

東北の方はあれよあれよという間に被害が拡大し(ようやく全貌が明らかになってきたというべきか)、あっという間に未曽有の大災害になってしまった。


テレビもインターネットも連日「東北やばい」というニュースしかやっていないので、ぶっちゃけ全然関係ない四国に住んでいる身としては「えっ?え
?え?」という感じで平穏な日々を送ること自体に罪悪感すら感じてしまう。

正直、特に出来ることはないので、今は安否不明の被災者の無事を祈ることと、とりあえず募金でもしてこの居心地の悪さを紛らわすしかない。


関東の方も計画停電で大混乱しているそうだ。

原発の怖さと同時に、その重要性も思い知ることになってしまった。

四国電力からも頑張って関東方面に電力を送ります。

60Hzでごめんなさい。





三日ぶりに救出された爺さんの第一声に、思わず涙が出てきてしまった。

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南部アフリカ乾燥地帯の鳥類(5):フクロウの仲間2種類

東北地方はすごいことになっているようだ。ニュースを見るたびに死者・行方不明者数がどんどん増えていっていて怖い。四国はとても平和。



アフリカで2種類のフクロウを見た。

写真を撮ろうと頑張ったが、なんとか数枚撮れた写真はすべて完全なピンぼけ。

声だけを頼りに真っ暗な森の中をひたすら徘徊し、少しずつ、少しずつ近寄って、ここだっ!と思ったときにシャッターを切る。

露出は勘。ピントも勘。声はしているけど本当にそこにいるかいないかも勘。

そしてようやく一枚撮ったと思ったらストロボに驚いて去っていく。

う~ん・・・厳しい。

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やっと追い詰めたと思ったらこっちを向かない・・・

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こっちを向いたと思ったらピントがずれる・・・

和名:アフリカワシミミズク
英名:Spotted Eagle-Owl
学名:Bubo africanus



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和名:クロワシミミズク
英名:Giant Eagle Owl (Verreaux's Eagle-Owl)
学名:Bubo lacteus

寝ぼけたような顔をしているが、これは写真が悪いせいではなく、本当にこんな顔をしている。

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日本産蛾類標準図鑑をめぐる予算委員会の攻防

彼女:「そもそも雄史君の専門はハネカクシなのに、どうしてそんなに高価な蛾の図鑑が必要なんですか?


片山:「ぐぬぬ」



い、痛いところを突かれた・・・

こんなアホな小娘ひとりどうとでも言いくるめられるとタカをくくっていたのが誤算だった。




彼女:「私は蛾の図鑑を買うことに反対しているわけではありません。ただそんな高価な図鑑を買うお金があるのなら、新しいフライパンと洗濯機を買うのが優先ではないかという話をしているんです」


片山:「ぐぬぬ」



男のロマンってもんを何も理解していないから困る。

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コブスジコガネ牧場(アフリカのOmorgus sp.)

なんとなく、ライトトラップに飛んできたコブスジコガネをタッパに入れて、しばらく飼っていた。

別に確たる目的があるわけではなく、いちいち殺虫管に入れるのが面倒くさくなったのだ。

Omorgus asperulatus Harold, 1872(かなぁ?)

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隣に写っているムネアカセンチっぽいのにいたっては、あまりにたくさん飛んでくるので3日目くらいにはすでに誰も見向きもしなくなった。


最初コブスジコガネが飛んできたときには大喜びしたのだが、恐ろしいくらいの普通種で、数えていたら一晩に40頭以上飛来した(2種類いるように見えた)。

サバンナにはよほど食べるものが有り余っているのだろう。

飛んできたコブスジコガネはなんとなく殺すのが勿体無くなったので、しばらくタッパに入れて飼っていた。

餌は夕食に食べたラム肉の骨。

タッパに入れるとものすごい勢いでたかり、骨の周りについた僅かな肉を必死になって齧るので、次の日に覗くと骨がツルツルに綺麗なっていた。

この後、10日ほどこのまま飼育(と言えるほど立派なものではないけど)していたのだが、ある日不注意で乾燥させてしまい、全滅してしまった(正確には数頭生き残っていたが)。

カラカラの乾操サバンナに住んでいるし、なんとなく見た目も乾操に強そう(?)なので大丈夫かと思ったが、絶食には強いくせに乾操には恐ろしく弱い。

南アフリカにはOmorgusだけではなく、Troxの無茶苦茶カッコいいヤツがいるのでそれを写真に撮りたかったのだが、残念ながら今回の旅行で見られたのはこの2種(?)だけだった。

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Central Kalahari National Parkの悪夢_脱出編



一夜明け、翌日。

三人で力を合わせ、泥の中深く沈み込んでしまった車を掘り出す。

道具はシャベル、フライパン、コップ、採集用の篩(洗濯かご)など。

掘っても掘っても、次々に流れこんでくる泥・・・

車の下に潜り込んで車体の下に入り込んだ泥を少しずつ掻きだしていく。

とにかく現在の「胴体着陸状態」からタイヤが地面に着くように必死で掘っていく。

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水をたっぷり吸った泥は無茶苦茶重いんだよ。

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片山:「・・・山迫君、困るんだよ・・・早くしてくれないかなぁ・・・僕これから女の子とデートの約束があるんだよ。」



横井さん:「私もフランス料理のお店を予約してるんだった。予約に遅れちゃうなぁ。」



山迫さん:「手伝え!!」








※僕は服を汚したくなかったのでパンツ一丁で掘ってた。これが後に大きな禍根を残すことになる。動物の多い草むらで一時的とは言え素肌を露出することの愚かさを、後に猛烈な痒みと共に思い知ることになった。そう、ダニだ。

Central Kalahari National Park(中央カラハリ国立公園)は通常降雨の非常に少ない、ボツワナでも屈指の乾燥地帯。

最北部にあたるこの周辺はまだ一般的な乾操サバンナの風景だが、南部は完全に砂漠地帯になる。

この場所でこれだけ湿っているということは今年はよほど雨が多かったのだろう。

Central Kalahariで泥に捕まるとは思わなかった(砂に捕まるおそれは十分にあった)。

兎にも角にも、ようやく抜けだした。

このへんは似通った風景が多く、道に迷いやすいのでDeception Valley(迷いの渓谷)と呼ばれている。

 

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Central Kalahari National Parkの悪夢

片山:「・・・・・・」


山迫さん:「・・・・・・」


横井さん:「・・・・・・」



なんとか泥から抜けだそうと必死でもがくうちに、どんどんタイヤが轍を掘ってしまい、どんどん深みへ・・・最終的には完全に"車体"が地面に着陸してしまい、タイヤが浮いている状態にまでなった。


こうなると、もうどうしようもない。

もちろんタイヤは完全に空回り。

フルパワーの四輪駆動も決めの細かいカラハリの砂が水を吸って形成された泥には太刀打ちできず。


結局もがきにもがいた末、この日の脱出は諦めた。

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ようやくこの泥から脱出できたのは、実に17時間後のことだった。

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南部アフリカ乾燥地帯の鳥類(4):ヤツガシラ

Eurasianhoopoe

Eurasianhoopoe2


和名:ヤツガシラ
英名:Eurasian Hoopoe
学名:Upupa epops Linnaeus, 1758

よく見かける鳥だが、臆病ですぐに逃げてしまうためなかなか撮影の機会に恵まれなかった。

ようやく撮れたのは最終日、ヨハネスブルグのレンタカー屋のオフィスの庭で。

地面をチョコチョコと歩きまわり、虫などを探して食べている。

ヘビクイワシもそうだけど、"髪"が逆立っていたらもっと絵になるのになぁと思いつつ、贅沢は言えない。

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南部アフリカ乾燥地帯の鳥類(3):ツルの仲間_3種類

今回紹介するのはボツワナで見たツルの仲間。

実際にはツル目ツル科に属する本物の「ツル」は1種類だけしか見れなかったが(アフリカ南部には3種類のツルが分布している)、せっかくなのでノガンの仲間も広義のツルだと強弁して一緒に紹介する。

ノガンは「ツル目ノガン科」にされる場合と「ノガン目ノガン科」として独立して扱う場合と二つの説があるようだ。

3種類のツルのうちもっとも見たかったカンムリヅルは残念ながら見られなかった。ボツワナではチョベ国立公園だけに分布している。

【ツル目ツル科】

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Wattledcrane2

Wattledcrane3

和名:ホオカザリヅル
英名:Wattled Crane 
学名:Grus carunculatus

オカヴァンゴ大湿原で見つけた正真正銘のツル。ボツワナではオカヴァンゴでしか見られない珍しい鳥のようだ。

【ツル目ノガン科】

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Ardeotiskori2
う~ん・・・ピンボケ・・・

和名:アフリカオオノガン
英名:Kori Bustard
学名:Ardeotis kori

通称「コリバス」。乾燥サバンナに普通。飛べる鳥の中では世界最大の重量を誇る、「世界で一番重い飛べる鳥」。

サバンナで遠くから見ると動き方がSecretary Bird(ヘビクイワシ)のように見えるので

「あっ!
やった!Secretary Birdだ!」

「あ・・・ごめん、違った。コリバスだ」

とガッカリすることがしばしば。


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和名:ハジロクロエリショウノガン
英名:Northern Black Korhaan
学名:Eupodotis afraoides

乾燥サバンナに普通。

ものすごく大きな声でクワァッ、
クワァッ、クワァッ、と鳴き、とてもうるさい。

僕が撮った動画ではないが、Youtubeにアップロードされていたので紹介しておく。


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ギフチョウ採りに行きたい

今年もギフチョウの時期がやってきた。

「春の女神」ギフチョウ、今年初の羽化

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高校生の時に生まれて初めて多治見の古虎渓でギフチョウを採った感動は今も忘れられない。

今もまだ採れるのだろうか。





昨日の晩ご飯はハンバーグを作った。

僕は肉をグニグニとする係だった。

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シロサイの糞に集まったフンコロガシ

シロサイの糞に大型のフンコロガシが大量に集まっているのを見つけた。

サイの糞は通常丸く塊になったものがゴロン、ゴロンと排泄されるが、体外に出た途端におびただしい数の糞虫が飛来し、あっという間にお好み焼きのように地面に広がってしまう。

サバンナは動物だらけだが、それ以上に糞虫だらけなのだ。

実際常に糞を探してサバンナの哨戒しているらしく、けたたましい羽音を立ててフンコロガシが飛んでいるのを5分おきぐらいに見た。

本場(?)のフンコロガシにずっと憧れていたのだが、これだけの数が集まると有り難みがまったくない。


大型哺乳類の大きな糞はたいていこのように大型のフンコロガシに表面を占有されてしまい、小型の糞虫は入り込む隙間がない。もちろん糞を少し掘り返してやると多少は見つかるが、中型~小型の哺乳類の糞のほうがいろいろな糞虫が見られる気がする。

大型のダイコクコガネの仲間もいるが、東南アジアでそうであるようにやはりアフリカでも地中深くに潜り込んでいるので見つけるにはシャベルで掘らないといけないようだ。

掘らなくてもライトによく飛んでくる。

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日本産標準蛾類図鑑が欲しすぎて生きるのが辛いので苦し紛れにボツワナの蛾を紹介するコーナー

どうしよう。どうしよう。最近日がな一日、日本産標準蛾類図鑑のことを考えている。どうしよう。どうしよう。

第1巻と第2巻の二冊で\52,500。

朝起きて「よし、買おう」と決意するものの、一日考えて夜になると「よし、やっぱり諦めよう」という思いが頭をもたげてきて、そしてまた次の日起きると「やっぱり買おう」と決意する。

毎日その繰り返し。

ホント、ひとつ聞きたいんだけど、学研は俺が
\52,500持ってるって本気で思ってるの?

ホントに?どこに?どこにあんの?払えると思ってんの?

いや、あるよ。ある。\52,500くらい持ってるよ。でもこれを払ったらどうやって生活していけばいいの?二ヶ月間塩を舐めて生きろということなの?

恐ろしいことに吉富先生は買うと言っていた。

これでもし僕が買えず、先生に本を見せびらかされたりしたら、それこそ僕の寿命がストレスでマッハですよ。

以下、ボツワナで撮影した蛾で、なんとか種名の推測がついたもの。

Cyligrammalatonacramer1775
Cyligramma latona (Cramer, 1775)

Autobaadmotafelder1874
Autoba admota (Felder & Rogenhofer, 1874)

Euproctisfasciatawalker1855
Euproctis fasciata
Walker, 1855

Gynanisa_maja
Gynanisa maja
(Klug, 1836)

 

Rohaniella_pygmaea_maassen_weyding_
Rohaniella pygmaea (Maassen & Weyding, 1885)

Parapluda_invitabilis
Parapluda invitabilis
Wallengren 1860

Hyleslivornicaesper1779
Hyles livornica
(Esper 1779)

Theretracapensislinnaeus1764
Theretra capensis (Linnaeus, 1764)

Amerilabaurimoschler1884
Amerila bauri Möschler, 1884

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Argina amanda
(Boisduval, 1847)

Sphingomorphachloreacramer1777
Sphingomorpha chlorea
(Cramer, 1777)

昨年の暮に松山で見つけて感動したクロモンシタバOphiusa tirhacaにアフリカでも再会した

落ち着こう。まずは寝よう。

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南部アフリカ乾燥地帯の鳥類(2):サイチョウ(Hornbill)の仲間_6種類

サイチョウ(犀鳥: Hornbill)は今回の旅行では6種類を見ることができ、そのうち4種類を写真に撮ることができた。

すべてサイチョウ目に所属し、ミナミジサイチョウがモリヤツガシラ科、それ以外の5種はサイチョウ科に属する。

アフリカ南部には10種類のいわゆるサイチョウが生息しているが、「これぞサイチョウ」という感じにカスクが大きく発達する種類はボツワナにはおらず、お隣りのジンバブエやモザンビークなどに生息する。


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  • 和名:アカハシコサイチョウ
  • 英名:Red-billed Hornbill 
  • 学名:Tockus erythrorhynchus

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Southernyellowbilledhornbill3

Southernyellowbilledhornbill1

  • 和名:ミナミキバシコサイチョウ 
  • 英名:Southern Yellow-billed Hornbill 
  • 学名:Tockus leucomelas

 

どこにでもいるが中央カラハリ国立公園など乾燥している場所に特に多い。

人間をまったく気にせず、むしろ自分から寄ってきてお皿の上からパンやクッキーなどを勝手に盗んでいくので油断ならない。手の上にパンをのせて差し出すと「当然だ」と言わんばかりの顔で持っていく図々しさ。意地悪爺さんみたいな顔がとても憎たらしい。


-------【未撮影】-------

  • 和名:カンムリコサイチョウ 
  • 英名:Crowned Hornbill 
  • 学名:Tockus alboterminatus


-------【未撮影】-------

  • 和名:ニシカンムリコサイチョウ
  • 英名:Bradfield's Hornbill
  • 学名:Tockus bradfieldi

 

アカハシコサイチョウに似るが嘴の根元まですべて赤色になる点で区別可能。

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Africangreyhornbill_male1

Africangreyhornbill_female1

Africangreyhornbill_female2

  • 和名:ハイイロコサイチョウ
  • 英名:African Grey Hornbill
  • 学名:Tockus nasutus


上の二枚(嘴の色が地味な方)が♂で、下の二枚(嘴の色が派手な方)が♀。


Southerngroundhornbill3

Southerngroundhornbill4

Southerngroundhornbill2

Southerngroundhornbill1

  • 和名:ミナミジサイチョウ
  • 英名:Southern Ground-Hornbill
  • 学名:Bucorvus leadbeateri

顔が怖い。草地に生息し、集団でヌッ、ヌッ、ヌッ、ヌッと歩いている姿はとても不気味。

雑食で何でも食べるが、動物の糞に集まって糞をついばむことがあるそうだ。フンコロガシを食べるのが好きらしい。

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アフリカのオンブバッタ(Pyrgomorphidae)はおぞましい色彩をしている

恐ろしいを通り越しておぞましい色彩センス

仮面ライダーっぽい。

Zonoceruselegans
Elegant Grashopper: Zonocerus elegans 

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南部アフリカ乾燥地帯の鳥類(1):カワセミ(Kingfisher)の仲間_5種類

アフリカ南部には10種類程度のカワセミ(Kingfisher)が生息している。

今回はそのうち5種類を見ることができた。


------【未撮影】------

Striped Kingfisher: Halcyon chelicuti 


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Giant Kingfisher: Megaceryle maxima


※撮影地:Chobe National Park (チョベ国立公園)

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Brown-hooded Kingfisher: Halcyon albiventris


※撮影地:Chobe National Park (チョベ国立公園)_Serondera近辺


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Woodland Kingfisher: Halcyon senegalensis


※撮影地:Moremi Game Reserve (モレミ野生動物保護区)


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Pied Kingfisher: Ceryle rudis


※撮影地:Moremi Game Reserve (モレミ野生動物保護区)

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©J. Yamasako

オカヴァンゴ大湿原のMoremi Game Reserve (モレミ野生動物保護区_Gameは野生動物の意)にある3rd Bridge近辺で川のど真ん中にPied Kingfisherを見つけた。

仕方が無いので川の中をノロノロと歩いていき、ようやく近くまで寄れたと思ったら案の定逃げ出してションボリだった。

川はぬかるんで歩きにくいし、カバやワニは怖いし、写真はイマイチだしで散々だった。

水中はカワスズメの仲間が多く、踏ん付けてギョッとする。

 

カワセミの狩り:かなり距離があったのでPied KingfisherかGiant Kingfisherか迷ったが、おそらく前者ではないだろうか。

撮影地:Chobe National Park (チョベ国立公園)

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