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2011年5月

お誕生日おめでとう!

昨日は彼女の誕生日だったので精一杯のお祝いの気持ちを込めて、

片山:「おめでとう!今日から誰に気兼ねすることなく30代からの基礎化粧品が使えるね 
^^ 

という祝福の言葉を述べてあげた。

何か微妙な顔してた。

人がせっかく祝ってやっているのに何だその態度は。



彼女の勤める小学校では学期に一度くらいの割合で朝の会の時間に「読み聞かせ」の時間があるそうだ。

この間は担任のクラス(今年も3年1組)にちょうどその順番がまわってきて、ボランティアで来てくれた誰かのお母さんがクラスの生徒に本を読んでくれたそうだ。



担任:「朝からメチャクチャ盛り上がったよ」


片山:「どんな本を読んでくれたの?」


担任:「コレ」


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直球




ホントにお前さんのクラスはお上品な子供ばっかりで楽しそうですね。

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せめて眠りたい

特別なことは何も望んでいないのでせめて眠りたい。

どんなに嫌なことがあっても、せめて寝られさえすればまだどうにでもなるような気がするけど、寝られないと正直どうにもならんよな。



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アクアラング IMURA

昨日は彼女の誕生祝いに大街道の「アクアラング IMURA」というステーキ屋さんに食事に行った。

お肉は今まで食べたことがないくらい柔らかく、味があってとても美味しかったが、領収書を見ても気を失わないだけの強靭な精神力が必要だった。

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白ビールに青りんごの果汁を入れたベルギーのフルーツビール。
ヒューガルデンホワイトを想起させるすっきりとした甘い味にりんごの香りが素晴らしい。

イギリスに行ったとき、「このホエガーデンっていうビールが一番うまい」とHoegaardenをずっと飲んでいた。

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とても立派なアスパラガス。誕生日のお祝いで来ているので仕方なく彼女にあげた。仕方なく。いや、お肉はあげない。

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経済崩壊したお隣りの国ジンバブエ

ボツワナのお隣には経済が崩壊したことで一躍有名になったジンバブエがある。

Wikipediaによると、例えば、

2009年1月のインフレ率は非公式ながら年率6.5×10の108乗%であると報じた。この数字は24.7時間ごとに価格が2倍になっている計算である


とあった。まさに天文学的な数字。ドラゴンボールだったら最新型のスカウターも一瞬でぶっ壊れる。

カサネという街で車の修理工場で働いていたおっさんがジンバブエ人で、三年ほど前に家族でボツワナに逃げ出してきたと言っていた(カサネはジンバブエとの国境にある街。そこからはジンバブエ側の有名な観光地、ビクトリア・フォールズが近い)。

現在では中国資本が流入したせいでとにかく物が入ってくるようになり、インフレも落ち着いたそうだが、ボツワナの銀行ではジンバブエ・ドルは今ももちろん値がつかない。


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©J. Yamasako

貨幣経済は突き詰めれば信頼で成り立っている。

何の価値もない、ただインクで10,000円と書かれただけの紙を僕達がありがたがるのは、その紙が次の日も、その次の日もだいたい10.000円分の物と交換できるだろうという信頼があるから。この"だろう"というところがポイントで、もしこの"だろう"が、"・・・本当に大丈夫か?"に変わったとき、"・・・ひょっとしたらヤバイかも・・・"と"・・・ヤバイに違いない"の連鎖的な反応が起こり、貨幣経済は一瞬で崩れてしまう。

ラオスに行ったとき、そのことを強烈に意識した。

ラオス人は1997年のタイ発のアジア通貨危機を経験しているので、自国の通貨(キープ)をまったく信用していない。

だから全然貯金しない(ラオス人の性格の問題もあるだろうけど)。

銀行に預けても、次の日に昨日預けたお金が昨日と同じ価値の物と交換できるだろうという信頼がまったくないのだ。

ちょっとでもお金があると、それをすぐに物に変えてしまう。物には貨幣と違ってれっきとした価値があるので、いざとなったらそれを売ればいいから。

だからラオス人はわりと物持ちだった。

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アフリカの夕暮れ:ボツワナの平原で夕日のベストショットを狙う

アフリカに行ったらぜひ夕日を撮影したいと思っていたので夕暮れ時は毎日いろいろな場所で写真を撮っていた。

夕日は待ってはくれず、刻一刻とその表情を変えていく。

だからいいロケーションで狙って狙って・・・来るべき瞬間に向けてカメラの設定を整え、何度もリハーサルをして・・・でもやっぱりタイミングが合わずにダメな場合も多い。

下の一連の写真はすべてバオバブの木で有名なナイパン国立公園(
Nxai Pans National Park)で撮影したものだが、この日はまだ日が高いうちから撮影に適した場所、つまりパン(平原)に面していて水場があり、動物(特にシマウマやキリンなどの草食獣)がおり、方角的に夕日が水面に映り込むような場所)に張り付き、ひたすらチャンスを待った。

夕日がベストな表情を見せるのはホンの10分ほどしかなく、それ以上早くても遅くてもダメ。だからその10分のために1時間も前からスタンバイし、「その時」が来たらひたすら狂ったようにシャッターを押し続ける。

出国前からイメージしていた「これぞアフリカ」という感じのベタな写真が撮れて満足だった。

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まだ少し明るい時間からスタンバっておかないと間に合わなくなる。

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舞い上がる砂埃がポイントだよな。

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その他、ボツワナ各地で撮影した夕日の写真。


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「これはあと10分したらいい感じになる!」とスタンバイ。期待して待つ。


↓ 上の写真から待つこと8分後


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う~ん・・・タイミングもロケーションもなかなかよかったのだが、雲の感じがイマイチだった。実際期待していたのと感じが違う時もよくある。

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撮影風景の撮影。三脚座を使うと絵にならなかったので無理やり。

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チョベ川(Chobe River)が夕日に輝いて綺麗だった。

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映画とか見るとついそういう妄想をしてしまう

奈良県から約2500年前のノコギリクワガタがほぼ完全な形で出土したというニュースを見た。

縄文のノコギリクワガタ、ほぼ完全な形で出土


「豊かな生態系があった縄文時代の里山
」という表現には若干の違和感を覚えるが、まあとにかく昔なので今よりもはるかに自然環境が豊かだったことは間違いないだろう。

映画や時代劇などで昔の日本を見ると、「あぁ、この時代に虫採りしたらどんなにたくさん虫が採れるんだろう」と考えてワクワクしてしまう。

例えば「もののけ姫」だったら、あの山犬の一族が寝床にしている岩山の前とか原生林に向かって大きく開けているので、あそこに白布を張ってライトトラップしたらきっとすごいんだろうなとか考えてしまう(虫ではない別の何かがやってきて命を吸い取られる危険性あり)。

シシ神様の御池から珍品のヒメドロムシがじゃんじゃん飛んでくることを想像しただけでニヤニヤしてしまう。


また映画のAVATERを見た時も、「あのでっかい木の根元にたまっている腐葉土を篩ったらすごいたくさんアリヅカムシ採れそう」などと考えてしまった。惑星パンドラにアリヅカムシがいるかどうかはわからない。


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もみじ饅頭を「もみまん」と略すと何か卑猥な感じになる現象について考えていたら夜が明けてた

不眠症が酷い。

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中学~高校にかけて友達との間で不毛な「寝てない自慢」話に花が咲いた。


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初夏の皿ヶ嶺でライトトラップにより得られる蛾類

この間スウェーデン人が来訪したときにお邪魔させてもらって得られた蛾類。



場所は上林トンネル前で標高は800mくらいだろうか。

気温が低かったので蛾の飛来は少なかったが、去年の今の時期はまだ「は?蛾?」という状態だったので去年見られなかったものがいくつか見られて嬉しかった。

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「ES_Moth_obtained_from_Mt.Saragamine_large.jpg」をダウンロード

エゾヨツメはやっぱり嬉しかった。飛んできたときに暴れて翅が擦れてしまったのが残念。飛んできた当初は綺麗な個体だったが、興奮した僕が思わず掴んでしまったことが原因で擦れたという説もある。
一方で翅が酢エチ漬けになって濡れてしまっているのは紛れもなく僕の過失である。


一番嬉しかったのはずっと見たかったアヤトガリバ。

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アヤトガリバ Habrosyne pyritoides derasoides (Butler, 1878) 

ペルシャの王族のような上品な模様と高貴な雰囲気を持つ普通種。この上翅のクニュクニュってした模様が魅力的。オオアヤトガリバと迷ったが、アヤトガリバとした。

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ムラサキエダシャク Selenia tetralunaria (Hufnagel, 1769)

こちらも初夏から秋にかけて必ず多数飛んでくる普通種。呼び寄せておいてなんだけど「もっと楽にしていいんだぜ・・・」と言ってやりたくなるようなアクロバティックな止まり方をするのでいつも写真に撮っている。


関係ないが、日本の推理小説にはしばしばストックホルム症候群(Stockholm syndrome)というのが出てくるが、これは当の本国ではどれくらいの認知度なのだろうか。というかスウェーデンと聞いて頭に思い浮かんだのが「リンネ」と「スモークサーモン」と「IKEA」と「ストックホルム症候群」だけであり、偏っている上に貧困な発想を晒す結果になってしまった。

もう一つ、とっておきの話題として「スウェーデンと言えばサウナで有名ですよね」という話題をだそうかと思ったが、言わなくてよかった。

そりゃフィンランドだ。

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栗まんじゅうを「クリマン」と略すと何かエロイなぁということについて考えてたら夜が明けてた

昨日も全然眠れなかったので哲学的命題のひとつ、「栗まんじゅう問題」について考えていた。

ドラえもんはのび太君と一緒に「いや、ただ通りすがりの正義の味方です」という名台詞を吐きながら何度も地球の危機を救っているが、同時にネズミ憎さで衝動的に地球破壊爆弾を使って星ごと消そうとした過去も持っている。

そんなドラえもんのとった危険行動の中でも群を抜いて危険だったのがこの「栗まんじゅう問題」である。

参考:アンサイクロペディア:栗まんじゅう問題

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眠れないという恐怖

定期的にやってくる不眠の波の、今ちょうど絶頂期。

「持病が不眠です」って何か心を病んでるみたいでアンニュイな雰囲気がちょっとカッコイイ気がしてしまう(イケメンに限る)。


実際のところ、カッコイイとか一切無くてただひたすらにしんどい。



「病んでる」という言葉をカジュアルなファッション感覚で使っていいのは高校生くらいまでにしたい。

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初夏のローソン砥部焼観光センター店で得られる蛾類

気がついたらまたコンビニにいた。

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「ES_Moth_obtained_from_TobeCV001_large.jpg」をダウンロード

もうすっかり夏の蛾になってしまった。

気温は高かったが、少し風があった。スズメガの類がもう少しいてもいい。

ここのコンビニは深夜12時から1時の間に明かりに来た蛾を掃除するためにホースで水を撒くので、蛾の観察に行くときは必ずその前に行かなくてはならない。

土日はどうも掃除の時間が違うらしいことを伊予市の矢野さんから聞いた(矢野さんも去年僕と同じことをしていたそうでちょっと笑った)。

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アブラムシが本当にそんなに魅力的なのかに関して疑問を投げかける会

最近、異様なほどアブラムシに凝っているうちの先生。

先日研究室に行った際にも「構内にすごくいい虫がいるからぜひ写真に撮ってほしい」と言われ、わくわくしながら校舎裏の林へ行ったら案の定アブラムシでコメントに困った。

わたくしも先生に媚を売ろうと思って、何かしら気の利いたことを言おうするのだが、ビックリするほど魅力を感じなかったので何も言えない。



先生:「どう?すごくいいアブラムシでしょ?これすごい珍しいんだよ」



片山:「・・・何ていうか・・・こう・・・アブラムシ、って感じですねぇ・・・」





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この前祖谷渓で見つけたアブラムシ。ハネナガオオアブラムシというそうな。アブラムシっぽいのが特徴。

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ライトトラップ in 皿ヶ峰トンネル前

昨日はスウェーデンからハチの研究者が来訪し、皿ヶ峰でライトをしているそうなので夕方から吉富先生と一緒に皿ヶ峰へ。

風がややあり、気温が低かったので飛来した虫の数は少なかったようだが、撮りたかった蛾がいくつか来ていたので僕はありがたく撮らせてもらった。

今年はもう遅いかなあと心配していたエゾヨツメは雄が一頭飛来。うひょーっと思った。

スウェーデン人三人はいろいろな虫を熱心に採集していた。

とてもフレンドリーな三人組だった。

スウェーデンとノルウェーとフィンランドって位置関係が何度覚えても忘れてしまう。

まあ北欧の「あのへん」的な認識。

日常的にスモークサーモン食ってそう。

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岡田正哉さんの訃報

吉富先生から名古屋の岡田正哉さんの訃報を聞いた。

岡田さんと初めてお会いしたのは僕がまだ小学校5年生の時。

親と一緒に本山のものすごい坂道の上にある名古屋昆虫館に採集用具と標本作製の道具を買いに行った。

本格的な昆虫採集の道具を手に入れたのはそれが初めてだった。

その時買ったものは今だに覚えている。

傾斜付きの展翅板(大・中)と展足板(コルク板が敷いてあるやつ)、標本針と展翅テープ、それからネットとスプリング枠とジュラルミン製の柄。展足板はコルクが劣化してしまったので捨ててしまったが、展翅版は今だに持っている。ジュラルミンの柄もたぶんラオスの若原事務所で活躍しているはず。

初めてお会いした岡田さんはとても物静かな方で、小学生の僕は「・・・このおっさん、なんでこんなに不機嫌なんだろう・・・何か気に障ることでもしたのかなあ」と不安になった。

ただスプリング枠を八の字にねじって畳む方法を実演して見せてくれ、大きな金属の枠がすっぽりとカバンに収まるサイズに縮んだのを見てとても感動したのを覚えている。僕は昔からすごく不器用で、スプリング枠を上手に畳めなかったが、岡田さんは「そうじゃない。こうだ」と何度も不機嫌そうに教えてくれた。アレ、子どもがやるにはバインッて弾きそうで怖いんだよ。

その後も何度かお会いするうちに岡田さんは別に怒っているわけでも不機嫌なわけでもなく、もともとそういう雰囲気の人なんだということに気がついた。聞けば何でも細かく教えてくれるし(岡田さんは虫のことなら何でも詳しい)、いつ訪ねても相変わらず無口だったが得体の知れない小学生(の時もあったし、中学生だった時もあるし、高校生だった時もあるし、大学生だった時もある)を一人の虫屋として丁寧に相手をしてくれた。本当にいつでも、何時まででも相手をしてくれた(ただやっぱり不機嫌そうだった)。ナナフシの話をするときは普段よりは20パーセントくらい饒舌になっていた。

初めて愛媛大学の話をしてくれたのも岡田さんだった。

僕はまだ高校生だったが、何でも愛媛大学の昆虫学研究室にはバッタの研究をしている人がいて、その人は日本全国のバッタの声を録音してまわっているそうだ。

世の中には変わったことをしている人がいるんだなぁと思った。

岡田さんのところでいろいろな人に出会った。岡田さんのところにいるといろいろな人が訪ねてくる。お客さんとして来る人もいれば、ただしゃべりに来る人もいた。

当時名城大学でタマムシの研究をしているという人にもそこで初めて会った(なんか体の大きな人だった)。

あの作業用エプロン姿で事務デスクに向かっている岡田さんが懐かしい。

ご冥福をお祈りします。





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ライオンの遠吠え

夜寝ているときに遠くからライオンの遠吠えがよく聞こえてきた。

ライオンの遠吠えには一定のリズムがあり、注意深く聞いていると聞いていると(というかやっぱり怖いので注意深くならざるを得ない)



ぐるるるるるぅぅぅぅ・・・・・ぐうぉん・・・
ぐうぉん・・・ぐうぉん・・・ぐうぉん・・・


と鳴いていることがわかる。この鳴き声がはるか数キロメートル先から闇夜に響き渡り、テントの中で恐怖した(でもぶっちゃけどうしようもないのでさっさと寝た)。

これにはちゃんと意味があるらしい。

まず最初の長い調子の「
ぐるるるるるぅぅ・・・」で周囲に対して問題を提起し、続く短い調子の音で、端的かつ一方的に自分の主張のみを繰り返しているのである。


つまりこれは人間の言葉に翻訳するとこういう意味になる。


Whose land is this?......Mine!
.....Mine!.....Mine!.....Mine!


ライオンの何がすごいって、実際サバンナにライオンよりも強い動物がいない、文字通りの「百獣の王」であるところではなく、ライオン自身が自分を百獣の王だときちんと認識しているところ。

ライオンは自分の力に対して絶対の自信を持っている。

このサバンナには自分に逆らうヤツは誰もいないということをよく知っている。

ライオンに歯向かう動物で、実際にライオンと互角に戦える戦闘力を持っている動物といえば、陸上生物で最強クラスの顎の力を持ち、アフリカゾウの大腿骨をブチ折って中の髄液をすすることのできるブチハイエナ、ギネスブック認定の「世界で最も恐れを知らない生き物」の
Honey Badger(いわゆるミツアナグマ)など、ほんのひとにぎりしか存在しない。

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筋肉の質がが他のいかなる動物と比べても圧倒的

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たてがみの生えそろっていない若獅子は何か間抜けな感じ

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昼下がりで眠いのであくびしている

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ライオンが一頭いるだけで平原に漲る緊張が平常時とは比べ物にならない

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できる男はコーヒーの淹れ方からして違う

わたくしが「できる男」であることは今更言うまでもない話であるが、できる男の朝はコーヒーを淹れることから始まる。

この作業は朝の神聖な儀式であり、他の誰にも任せることはできない。

その日一日の成否が朝のこの作業にかかっていると言っても過言ではない、重要な作業である。お気に入りのフランス製のアンティークのミルを使い、専門店で入手した厳選された上質な豆を挽き、それをゆっくり時間をかけて抽出する。淹れたてのコーヒーの香りが逃げないように細心の注意を払いながらWEDGWOODのカップに静かに注ぐ。


私はカップを持ってウッドテラスに向い、ベンチに腰を掛ける。

やわらかい朝の日差し・・・

さえずる小鳥たち・・・

厳かにコーヒーを口に運ぶ私・・・






あぁ・・・至福の時間・・・







というのは私が勝手に考える「できる男」に対する完全な妄想であり、事実とは多少異なる。



コーヒーを淹れようにも我が家にはアンティークのミルもドリップポットもWEDGWOODのカップもなく、あるのはただ電気ポットとスーパーで買ってきたインスタントコーヒーと原産地不明の縁の欠けた湯のみである。言わずもがなウッドデッキもない。

でもまあ実際のところ今朝コーヒーを淹れたというのは本当なので、表現に多少の誇張はあったかもしれないがまったく嘘とは言えないだろう。

淹れたというよりは、入れただけだけど。瓶に。


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詰め替え用


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セット完了。そう、これで厳かかつ神聖な儀式の準備はすべて整った。

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いよいよその瞬間がやってきた。この瞬間、私の脳内テンションはMAXに達する。至福の瞬間に向け、ゾクゾクするような刺激が脳内を駆け巡る。あぁ・・・やばい・・・グイっと押し込もうか、押し込むまいか・・・めくるめく快楽は一瞬にして終わってしまう。たとえ彼女が泣きながら懇願したとしてもこの作業だけは絶対に誰にも譲れない。

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サラララララーッ・・・       (*´ェ`*)



あぁ・・・至福の時間・・・

この詰め替え式のシステムを考えた人はすごい。サァーッと入れる瞬間に全身をほどばしる快感がやばい。

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初夏の祖谷渓(徳島県 三好市 松尾 標高320m地点)でライトトラップをして得られる蛾類

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「ES_Moth_obtained_from_IyaCanyon_large.jpg」をダウンロード

この間、祖谷渓でライトトラップをしたときに見られた蛾の一覧。

気温も高く、風も穏やかで飛来した蛾の種類は多く、良い感じに盛り上がったライトトラップだった。ツマアカシャチホコ・タテスジシャチホコを初めて撮影できたので嬉しかった。

実際にはもうあと15種類くらい撮っているが、スペースの関係上、すべては載せられなかった。

また実際にはこの倍の種数の蛾がライトに飛来したが、とてもではないが写真を撮るのが追いつかない(実際予定の時間をかなりオーバーしていたので「もう帰ろうよ」と言う他のメンバーをなだめ、これでも時間いっぱいまで撮影していた。他のみんなには帰る時間が遅くなり悪いことをしてしまった。すまぬ・・・すまぬ・・・)

やっぱりライトは「その場で野宿も辞さぬ」というスケジュールで行かないと、時間が足りなさすぎる。

※写真の写っている種類のうち、ベニヘリコケガ、エゾスズメ、リンゴドクガ、トビイロトラガは帰る途中の井川池田周辺のコンビニで撮影。





山迫さん:「なんでコイツ、顔赤らめてんの?照れよるの?」

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ベニモンアオリンガ  Earias roseifera Butler, 1881 (* ´З`*)

翅が擦れてしまったのが残念。

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今日のカメロン

今日はこれまでに見たことがない珍しい顔を見つけたので思わず買ってしまった。

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適当すぎっ ヽ( `Д´)ノ

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ニコニコ動画で、ある微小甲虫の属名で検索すると君は必ず後悔することになるだろう。必ずだ。

この前祖谷渓に行く際、山迫さんの車のカーオーディオからアニメの「絶対可憐チルドレン」のOPテーマ曲が流れてきた。

車の中には山迫さん、千田君、菅谷君、僕の四人が乗っていたわけだが、それを聞いた僕たちは一同沈鬱な表情で押し黙ってしまった。

何だか頭の奥底にしまってあった、忘れたい、嫌な思い出がよみがえってきたのだ。

僕はすでに卒業しており、その場にいなかったので難を逃れたが、後からその時に繰り広げられた惨劇の詳細を聞いて、心の底から「ああ・・・無事に卒業しておいてよかったなあ」と思ったのであった。




正直この曲を聞くと今でも震えが止まらなくなります。

この曲を聞いて大切な標本がカツオブシムシに食われた時のような顔をしている人がいたら、そいつは間違いなくうちの大学の環境昆虫学研究室の学生である。

もし学会などでうちの研究室の学生に会う機会があっても、決してこの時のことは聞かず、そっとしておいてあげてほしい。みんなもう忘れたいんだよ。


世の中に極少数だけ生息している"本物の"マジキチにテクノロジーを持たせる大変なことになるという好例だった。

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祖谷渓に行った次の日に祖谷渓でライト

かずら橋の下の河原で水遊びをしていたら、山迫さんからメール。

山迫さんとは明日どこかへライトに行こうと言っていたので、そのことかな?と思って届いたメールを見てみると



山迫さん:「明日のライトだけど、徳島の祖谷渓に行かない?」



そんなわけで二日連続して祖谷渓に行くことになった。

祖谷渓の展望台近くの広場(看板には松尾とあった)でライトトラップをすることになった(僕は昨日も来ているのでいくつか候補地はあったが、結局風の影響を考えてここに落ち着いた)。

渓谷が四国とは思えないほど深いので標高は500m~600mくらいはあるのかなと思っていたらGPSで計測するとわずか320mほどしかなくて驚いた。

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岩盤の隙間に入り込んでいる後輩の菅谷君。コウモリのグアノからチビシデムシを採集していた。よくそんな狭いとこ入っていくなあと感心してしまう(真似したくはない)。



夜になっても気温が高かったこともあり、ライトにはそれなりの数の蛾が飛来した。


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ついに撮影できたイボタガ。残念ながらボロだったが飛んできたときは嬉しくて叫んでしまった。今年はもうダメかと思ったけど、ぎりぎりセーフ。

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山迫さんが山の中から「いいもの見つけた」と持ってきた野生の椎茸。

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初夏の祖谷渓を旅する 

朝8:00出発。

着てきた服装に関して、「どうしてそんなボロっちい服を着てきたの!?」と思いっきり叱られた。

だってこれしかないんだもん。

「嘘をつきなさい。適当にそのへんにあったやつ着てきたんでしょ」

まあそうだけど。

「ボロは着てても心は錦」と歌にあるように、男は心意気で勝負だと適当にごまかす。

早めにこの話を切り上げたかったのは「図鑑を買うお金があるのに、服を買うお金はないの?」とこの前買った蛾類図鑑に矛先が向くのを避けたかったためである。ぶっちゃけその通りなので言い返せない。「たぁーけたこと言っとってかんてぇー」と流暢な名古屋弁を用いてその場を切り抜けた。


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渓谷にかかっていた鯉のぼりが綺麗だった。

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大歩危(おおぼけ)で渓谷観光の船に乗った。往復で30分ほど。

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ボンネットバス。レトロな雰囲気。

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お昼ごはんに名物の祖谷蕎麦を食べた。

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谷底まで十数メートルあるらしく、結構怖い。GWに彼女のクラスの女の子も家族でかずら橋に来たそうで、その子は渡っている途中、気を紛らわすために「グラタン、グラタン」ととなえながら渡ったら怖くなかったそうだ(休み明けに提出された日記より)。グラタンとかずら橋の因果関係は不明である。

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落差は50mほどもある立派な「琵琶の滝」

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汗ばむほどの陽気だったのでかずら橋の下の渓谷では水遊びしている人がたくさんいた。

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鮎を食べた。自宅の魚焼き器で焼くよりも美味しく感じる。

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名物の「小便小僧」。とんでもない場所に設置されてる。

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今日のローソン砥部店(正式な名称はローソン 砥部焼観光センター店)

夜、どうしてもコーラが飲みたくなり、仕方なくコンビニに買いに行った。

「今日は!」という確信があったのだが、結果はイマイチ、イマニのイマサンだった。

昼間あれだけ汗ばむような陽気で、夜も気温が高かったのにどうしてだか全くわからない。

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フタツメオオシロヒメシャク Problepsis albidior matsumurai Prout, 1938

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ウスアカムラサキマダラメイガ Addyme confusalis Yamanaka, 2006

テンション上からず、写真もイマイチ。

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新緑の祖谷渓:大歩危・小歩危・かずら橋

今日は彼女と二人で徳島県の祖谷渓に遊びに行ってきた。

天気も良く、初夏のような陽気でとても気持ちが良かった。

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緊急地震速報のチャイムの音をゴジラのテーマにする案があった

最近神経質になっているTVの「ティロン ティロンッ」という緊急地震速報のチャイム。

この音をどんな音にするかについていろいろな案があったそうだが。、一案として「ゴジラのテーマ」にしようという案もあったそうだ。


緊急地震速報…チャイムに苦心の音色 「ゴジラ」の検討も 


結局この案は野心的すぎて廃案になったそうだが、もし実現していたらこういうことになっていたのか・・・

 
怖ぇよヽ( `Д´)ノ


腹抱えて笑ってしまった。

津波や地震が"迫ってくる"という緊迫感は恐ろしいほど伝わってくるが、あまりに絶望的すぎて逃げ切れる気がしない。

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今日のローソン砥部店

夜、缶コーヒーが飲みたくなったのでコンビニに買いに行った。

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「Spring_Moth_in_Matsuyama_4_large.jpg」をダウンロード

もう春の蛾も終わりかあ。

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アフリカのヒゲブトオサムシ African Ant's Guest Beetle (Paussidae)

アフリカ滞在二日目、疎林の中でライトトラップをしていたらヒゲブトオサムシが飛んできてとても嬉しかった。

普通種でも珍品でも、Paussidaeが採れたらやっぱり嬉しい。

小さいながらいかにも「甲虫」という感じのカチッとした外観は甲虫が好きな人ならみんな好きになるだろうデザイン的な良さがある。

ヒゲブトオサムシに限らず、好蟻性の甲虫はライトトラップで採集できることがよくあるそうだが、白布にポツポツと何頭ものヒゲブトオサムシが引っ付いている様子は壮観だった。



結局この夜だけで3種14頭のヒゲブトオサムシがライトやって来た。

その後も各地でコンスタントにヒゲブトオサムシが採れ(すべてライトトラップによる採集で、多い日もあれば少ない日もあった)、しまいには白布に止まっていてもほとんど気にされなくなり、「え?ヒゲブトオサ?いや、別に俺そんなに興味ないし」という贅沢な気分を味わうことができた(でもやっぱり欲しいので採った)。

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コアオハナムグリくらいある巨大なヒゲブトオサムシ。これが見たかったんだよ・・・

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南部アフリカ乾燥地帯の鳥類(9):ハタオリドリ(Weaver)の仲間2種類

別にたいした問題ではないのだが、大学の情報センターにいる某先生がいつもDreamWeaverのことを「ドリーム ウェーバー」と発音しているのがどうしても気になる。

僕が学部生だった頃、このDreamWeaverは米Macromedia社が販売しており、米Adobe社の販売するGoLiveと熾烈な生存競争をしていた。結局AdobeはすでにWEBオーサリングソフトとして磐石の地位を固めつつあったDreamWeaverに対し、GoLiveでは敵わないとついには戦略的撤退を余儀なくされ、結局Macromediaを会社ごと3,600億円で買収してしまった。

会社こそ変わったものの、各個人が抱いた「こんなHPが作りたい」、「こんなWEBサービスを実現したい」という "夢" を "紡ぎ出す" 存在(※Macromedia公式発表)のDream Weaverは綴りに引きずられず、必ず「ドリーム ウィーバー」と発音しなくてはならない。

 

さて、ボツワナの各地でWeaver(当然発音はウィーバーである)という小鳥をよく見かけた。

いわゆるハタオリドリである。

日本で言うところのスズメの仲間(スズメ目ハタオリドリ科)で、名前のとおり、これらは自分の家を "紡ぐ" のだ。


オスは材料(草や木の枝)を集めて木の上にせっせと自分の家を作り、家が完成するとメスのところに会いに行って求婚する。



オス:「どうです?僕の家?新築の一戸建てだよ。日当たりもいいし、蛇にも襲われにくい場所にあるでしょ?」

メス:「ふ~ん・・・まあまあね・・・」

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メスが自分の作った家を気に入れば結婚が成立する。

一つの木に無数のハタオリドリの巣がすずなりにぶら下がっているが、一見すると同じように見える巣でも、やっぱり「いい家」と「悪い家」があるらしく、家の建設が下手くそなオスは女の子にもてない。

巣を作る場所も重要らしく、力のない雄は喧嘩に負けて木の下の方や枝の根元にしか巣を作ることができず、これらの場所は樹上性のヘビに襲われやすいので当然女の子にもてない。

ハタオリドリの社会ではいかに良い場所に良い家を作ることができるかがオスとしての優秀さ、ひいては次世代に残すべき自らの遺伝子の優秀さを誇示できる唯一の機会なのだ。

Southern_maskedweaver002

和名:ミナミメンガタハタオリ 
英名:Southern Masked-Weaver 
学名:Ploceus velatus

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「奥さん来てくれるといいなあ」という希望に満ち溢れながら巣の建設に勤しむド派手なオス。メスは地味な色をしている。

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アフリカの木という木に巣がぶら下がっている。



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和名:マミジロスズメハタオリ 
英名:White-browed Sparrow-Weaver 
学名:Plocepasser mahali

Whitebrowed_sparrowweaver002

Whitebrowed_sparrowweaver003

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人をあまり恐れず、ご飯を食べているとご相伴に預りに来る。

Nest_of_whitebrowed_sparrowweaver_2
頑強な作りで大きな家もあれば、風が吹いたら落ちそうなボロ屋もある。

ハタオリドリの仲間は種類が多く、他にも何種類か見ているはずなのだが、僕にはちょっと同定は難しい。

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春といえば筍ご飯

昨日の夕ごはんは唐揚げ、味噌汁、筍ご飯、キンピラ、サラダだった。

唐揚げを揚げる前に袋の中でムニムニする係を彼女が僕に無断で勝手にやってしまい、その作業を待ち望んでいた僕ははっきり言ってブチ切れた。

サラダに入れるパプリカを僕が「小さく切ってね」と言ったら、彼女が本当に粉々に切りやがって、僕ははっきり言ってブチ切れた。「嫌いなのかと思って・・・」って嫌いだったら買わせないよ!そもそも横に細かく切るやつがあるか。縦に細かく切れ。

部屋が散らかしっぱなしだと怒られたのではっきり言って僕はブチ切れた。今まさに片付けようと思っていたところだし。


たけのこご飯は分量・味加減等、適当に作ったのだが、奇跡的にちょうどいい感じに出来上がった。もう一回同じ味を出せと言われても無理だと思う。

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彼女が先日、同僚の女の先生(一年生の担任)と一緒に映画を見に行ったと言っていた。

僕はそれを聞いて





「アラサー独身ババァ二人で夜のシネマサンシャインにレイトショーとは、何だかわびしい気持ちになりますね
^^





と、思ったことを率直に口に出して言ったら引っぱたかれた。

本当のことを言っただけなのにぶたれて僕ははっきり言ってブチ切れた。

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ライトトラップ in 久万高原町 古岩屋

昨日は夕方から虫友達の伊予市の矢野さんと一緒に久万高原町の古岩屋にライトに出かけた。

風が強く、途中から小雨が降ってきて収穫は少なかったが、それでもポツポツといろいろな蛾が飛来した。

今年はじめてのスズメガはハネナガブドウスズメだった。

Spring_moth_in_kuma_small

「Spring_Moth_in_Kuma_large.jpg」をダウンロード

雨が降っていたので写真がものすごく撮り難い。

水滴の反射でうまく白バックにならなかったが無理やり撮影。

蛾の翅が擦れてしまったのが勿体無かった。

キバラケンモンが嬉しかった。

ブログのリンクに「南四国の蛾」を追加させてもらった。

ここは「北四国の蛾」。

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