阿蘇名水巡りの旅(1) 日本名水百選:男池湧水群
最近水に凝っており、今回の阿蘇山への旅行では水源巡りも目的の一つだった。
九州には名だたる名水が数多くあるが、今回は特に有名な、日本名水百選に選ばれている「男池湧水 (由布市:黒岳山麓)」・「池山水源 (瀬ノ本高原)」・「白川水源 (南阿蘇)」の三ヶ所をまわることにする。
まずは別府から阿蘇へ向かう途中、黒岳北麓に広がる広大な原生林内にある男池(おいけ)湧水に向かう。
男池には以前に一度行ったことがある。大学1年生の頃に久住高原にある九大の高原実習場に泊まった際に周辺に採集しがてら水を汲みに来た。虫を採りに来たはずだがここの水でアーリータイムズを飲んだ記憶しかないのはなぜだろうか。とにかく水割りにするととても美味しかった記憶が強いので楽しみだ。
飯田高原方面から入る場合、、やまなみハイウェイ(県道11号線)の分岐点から県道621号線に乗り換えて15分ほど走ると大きな駐車場に到着する。200台も止められる大きな駐車場で、看板も出ていてわかりやすいので間違えることはないだろう。
駐車場に車を止めて原生林内へ入る。入り口で清掃協力金として管理小屋に一人100円払う。
林内は夏でも涼しく、歩いているだけでも気持ちがいい。
なお、林内は昆虫採集は禁止だそうだ。
入り口から林道を歩いていけばものの5分ほどで男池湧水に到着する。駐車場から近いので水を持ち帰る際には助かる。

落葉広葉樹の生い茂る美しい林内に清流が流れる。

日本名水百選の一つ、男池湧水。年間を通して水温は12.6度前後に保たれ、1日約2万トンという豊かな湧出量を誇る。辺鄙な場所にあるものの、有名な観光地なので来訪者は結構多い。
水を汲む場所には備え付けの柄杓があり、足場もきちんと整備されていて助かる。
男池湧水からさらに歩いて10分ほどの場所に「名水の滝」という場所があるので林内の散策もかねて歩いていく。重いので水を汲むのは帰りにしよう。
さっきまで雨が降っていたので地面がぬかるんでいる。

男池湧水周辺は美しい原生林に囲まれている。周辺は散策できるようによく整備されている。森の雰囲気的には小田深山に似ているが、やはり四国の山とは違って森が深い。
林内の湿度は高く、倒木は美しいコケや様々なキノコで覆われている。
林道の途中で見られる見事なカツラの大木。
ミズナラやカエデ類、ナナカマドなどが多く、秋の紅葉の時期にきても良さそう。

林床を彩るキツネノカミソリ (ユリ科ヒガンバナ属)。花は終わりかけ。
これはソバナ(岨菜:キキョウ科ツリガネニンジン属)かな?小さな花が可愛らしい。

男池湧水から歩いて10分ほどのところにある名水の滝。途中の道は平坦だが最後に急な階段があるの運動不足の身には辛い。
涼しくて気持ちの良い場所だった。帰りに5Lタンクに水を汲んで持ち帰る。飲むのが楽しみ。次は瀬ノ本高原の池山水源に向かう。
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