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天狗高原にてヒメアケビコノハ採れるの巻

伊予市の矢野さんと一緒に天狗高原にライトトラップに出かける。

途中久万高原町付近で降りだした小雨が猪伏林道上部にて激しくなり、あっという間に豪雨となった。あたり一面はガスにまかれて真っ白になり、視界がほとんどきかなくなった。ライトトラップにとって多少のガスはむしろ好条件と言われるが、この雨ではさすがに難しい。

少し雨がおさまるまで待とうということになり、予定地点から5分ほどの場所にある天狗荘の駐車場に車を止め、暇つぶしに天狗荘の電灯を覗いてみる。これだけの雨と風の中にも関わらず、玄関口の小さな明かりによく蛾が集まっている。


目立つのは数頭のアケビコノハ。天狗荘の白い壁に大きな枯れ葉が引っかかっているように見える。


その中に一頭、変わった模様のアケビコノハが混じっていた。


・・・?・・・なんじゃこりゃ?とよく見てみる。


暗くてよくわからないが何だか少し雰囲気が違う。





片山:「・・・?・・・これは・・・?」



矢野さん:「・・・あっ!・・・これ、ヒメアケビコノハかも!」





キタ━
━━━(゚∀゚)━━━━!!!!





Eudocima_phalonia1

ヒメアケビコノハ Eudocima phalonia (Linnaeus, 1763) ♀ その1

Eudocima_phalonia2_2

ヒメアケビコノハ Eudocima phalonia (Linnaeus, 1763) ♀ その2

 



偶産蛾で四国では珍しい。標準図鑑によると本州では2000年頃から採集例が増えているそうだ。

下の写真は同時に得られたアケビコノハ(♀)の写真。

Eudocima_tyrannus2

アケビコノハ Eudocima tyrannus (Guenée, 1852) ♀ その1

Eudocima_tyrannus3

アケビコノハ Eudocima tyrannus (Guenée, 1852) ♀ その2

 

 

2species_of_genus_eudocima

天狗高原で得られたアケビコノハとヒメアケビコノハの比較。ヒメアケビコノハのメスは特に変わった模様になるのでアケビコノハとは区別しやすい。

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コメント

おつかれさまでした。
今回一番最初に目に付いた蛾がこれでしたからね♪
残念な条件で、よく見つけてくれました。
ありがたや~。

投稿: 矢野修一 | 2012年8月25日 (土) 00時53分

ライトが不調だったのは残念ですが、良い物が見れて本当によかったです。あらためて見るとすごくカッコいい蛾ですね。あのカレハはツガカレハだったんですね。珍品でなく残念ですが、こちらもカッコいい蛾なのでぜひ今度は擦れてない個体を見たいですね。

投稿: たきぽろりん | 2012年8月25日 (土) 18時08分

私はアケビコノハを見つけたとき,
何故こんな所に枯れ葉があるのだろうと思いました。
よく見たらアケビコノハだったので驚きました。
後翅の黄色が鮮やかで,また驚きました。

幼虫も運良く見つけました。
目玉模様が2対もあってまたまた驚きました。

アケビコノハとの出会いは驚きの連続でした。

研究の成果があることを祈っています。 

投稿: itotonbosan | 2013年12月19日 (木) 17時00分

後翅の魅力的な模様を写すのに苦労しました。
死んだ振りを決め込まれて写真が撮れませんでした。
一日待ち,苦労の甲斐あって上手く撮ることができました。

投稿: itotonbosan | 2014年4月19日 (土) 16時17分

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