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2013年5月

オサムシ


オサムシはとても綺麗な種類が多く、眺めているだけで楽しい。

関東地方の人には「・・・は?」と思われるかもしれないが、西日本に住んでいる人にとってはアオオサムシが結構憧れの虫だったりする。

もし生きているアオオサムシを持っている人がいたら、1頭プリンカップにでも入れて送料着払で譲っていただけないだろうか。

こちらからはかわりに愛媛県産特産種のボッチャンオサムシを差し上げよう。

アオオサムシのほうがはるかに綺麗だけど。

Carabid_beetle

Carabus_auronitens

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2013年5月9日 楢原山ライトトラップで得られた蛾類

木曜日は夕方から楢原(ならばら)山へ向かった。

楢原
山へは山頂至る道が2つあるが、今回は鈍川温泉の方から大きく回りこむルートで行った。

楢原山はどこも眺望があまり良くなくライト向きの環境ではないが、今回は林中で得られるSericania狙いなので山頂に向かう途中古い資材置き場で幕を広げた。

細い
谷筋に沿って申し訳程度に雑木が生えているが、おそらく林は薄く、その後ろはすぐにまた杉の植林になっているのだろう。この周辺の植林は手入れされていないらしく、荒れ果ててしまっている

楢原山周辺一帯が全体的に乾燥しており、何となく虫がいなさそうな雰囲気がするものの、ライトを始めるとポツポツではあるが確実にはやってくる。気温は高く、風もないため一昨日の皿ヶ嶺よりはずっと多いした。

Addyme_confusalis

ウスアカムラサキマダラメイガ Addyme confusalis Yamanaka, 2006

Agonopterix_costaemaculella

モンシロヒラタマルハキバガ Agonopterix costaemaculella (Christoph, 1882)

Ambulyx_sericeipennis_tobii

アジアホソバスズメ Ambulyx sericeipennis tobii (Inoue, 1976)
今シーズン初めて遭遇したスズメガ。結局この日見られたのはこの一頭だけだったが、やはりスズメガなどの大型種が来ると気分的に盛り上がる。


Archips_peratrata_male

クロシオハマキ Archips peratrata Yasuda, 1961 ♂

Astygisa_chlororphnodes

オオヨスジアカエダシャク Astygisa chlororphnodes (Wehrli, 1936)

Bomolocha_stygiana

ヤマガタアツバ Bomolocha stygiana (Butler, 1878)

Jodis_praerupta

マルモンヒメアオシャク Jodis praerupta (Butler, 1878)

Melanthia_procellata_inquinata

ナカジロナミシャク Melanthia procellata inquinata (Butler, 1878)

Nola_nami

ナミコブガ Nola nami (Inoue, 1956)

Plagodis_dolabraria

ナカキエダシャク Plagodis dolabraria (Linnaeus, 1767)
ナミシャクの仲間は横から見るとこのようにお尻を上げてとまることが多い。


Epholca_arenosa
サラサエダシャク Epholca arenosa (Butler, 1878)


Gadirtha_impingens

ナンキンキノカワガ Gadirtha impingens (Walker, 1858)
この時期に見るのは初めて。もっと夏の蛾だと思っていた。


Cicindela_japana
ニワハンミョウ Cicindela japana Motschulsky, 1857
ハンミョウも灯火によく集る虫の一つ。

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2013年5月7日 皿ヶ嶺のライトトラップで得られた蛾

前日の高縄山に引き続き、今日は皿ヶ嶺へ。

この日は非常に気温が低く、
蛾の集まりが悪かった。

ポツポツと幕に来たのはほとんど小型の蛾ばかりで、目立つ大型種はエゾヨツメがバサバサと10
頭ほど来たのとエグリヅマエダシャクばかりだった。

Brabira_artemidora_artemidora
キリバネホソナミシャク Brabira artemidora artemidora (Oberthür, 1884)

Descoreba_simplex_simplex
ハスオビエダシャク Descoreba simplex simplex Butler, 1878

Endropiodes_indictinarius
モミジツマキリエダシャク Endropiodes indictinarius (Bremer, 1864)

Lithophane_remota
アメイロホソキリガ Lithophane remota Hreblay & Ronkay, 1998
山地で見られる春のキリガ。

Lobogonodes_erectaria
キホソスジナミシャク Lobogonodes erectaria (Leech, 1897)

Lomographa_bimaculata_subnotata
フタホシシロエダシャク Lomographa bimaculata subnotata (Warren, 1895)

Panolis_japonica
マツキリガ Panolis japonica Draudt, 1935
この時期だけ見られる美しい春のキリガの一種。

Pseudeulia_vermicularis
ハイジロハマキ Pseudeulia vermicularis (Meyrick, 1935)
ハマキガの中ではかなりの大型種。地味だがよく見ると美しい。
Rheumaptera_hedemannaria
ウスベニナミシャク Rheumaptera hedemannaria (Oberthür, 1880)

Selenia_tetralunaria
ムラサキエダシャク Selenia tetralunaria (Hufnagel, 1769)
決して他の蛾のように翅を開いてとまってくれない。

Trichopteryx_hemana

シタコバネナミシャク Trichopteryx hemana (Butler, 1878)

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天狗高原に行ってきました

昨日は四国カルスト、天狗高原まで灯火採集に出かけた。

夕方松山を出発し、6時過ぎに天狗高原に到着。



Img_3156

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予定していた場所にはすでに先客がいたので橋の上でライトをした。

平地では風がとても強かったので心配だったのだが、天狗高原ではほとんど無風に近いような状態で、気温も比較的高かった。



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集まった蛾は数こそやや少なかったが、スズメガ、シャチホコガなどの大型種が目立ち、内容的にはとても面白かった。

Syntypistis_punctatella
ブナアオシャチホコ Syntypistis punctatella (Motschulsky, [1861])
初見の大型シャチホコガ。翅の模様は個体変異が非常に大きく、大型種なのに同定できずに困惑してしまった。名前の通り、ブナとイヌブナを食べるようだ。23:30頃、1頭だけふらりとやってきた。

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高縄山ライトトラップ 2013年5月6日 その2

引き続き、先日の高縄山の山頂付近でのライトトラップで採集された蛾の紹介。

この日は気温が高くて風もなく、また月齢もよかったため比較的多くの蛾が集まり、終始白布が賑やかだった。

11:30ほどに撤収。



Macrocilix_mysticata_watsoni

ウスギヌカギバ Macrocilix mysticata watsoni Inoue, 1958

Agnidra_scabiosa_scabiosa
マエキカギバ Agnidra scabiosa scabiosa (Butler, 1877)

Clavipalpula_aurariae
キンイロキリガ Clavipalpula aurariae (Oberthür, 1880)

Colocasia_jezoensis
ネグロケンモン Colocasia jezoensis (Matsumura, 1931)

Dysstroma_cinereatum_japonicum
フタテンナカジロナミシャク Dysstroma cinereatum japonicum Heydemann, 1929

Egira_saxea

ケンモンキリガ Egira saxea (Leech, [1889])
最初から最後まで多かった。高縄山は山頂部に原生林が残っているだけでその下はすべて杉の植林になっている。そういう場所でこの時期に灯火採集をするとケンモンキリガだらけになる。

Epodonta_lineata
ヤスジシャチホコ Epodonta lineata (Oberthür, 1880)
大型のシャチホコガ。ホストはハリギリ。


Hermonassa_cecilia
クロクモヤガ Hermonassa cecilia Butler, 1878


Parapsestis_albida
ウスジロトガリバ Parapsestis albida Suzuki, 1916


Plagodis_dolabraria
ナカキエダシャク Plagodis dolabraria (Linnaeus, 1767)

Pollaplonyx_flavidus
オオキイロコガネ Pollaplonyx flavidus Waterhouse,1875
この時期に特定の場所でライトトラップをするとオオキイロコガネがたくさん採れる。全部で30頭ほどやってきた。矢野さんは律儀に採集していたが見た目がカッコ悪いので個人的にはどうも好きになれない。そもそもあんまり黄色くねぇし。長い手足を持て余し気味。

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高縄山ライトトラップ 2013年5月6日

久しぶりに矢野さんと一緒に高縄山に行った。

Aglia japonica microtau Inoue, 1958
エゾヨツメ Aglia japonica microtau Inoue, 1958
次から次へと10頭以上飛来したが、ほとんど翅が擦れていた。
Actias artemis aliena (Butler, 1879)
オオミズアオ Actias artemis aliena (Butler, 1879)
夏の蛾のイメージを勝手に抱いていたが、実は春の、それもかなり早い時期に出る蛾の一つ。
Platychasma virgo Butler, 1881
ハネブサシャチホコ Platychasma virgo Butler, 1881
初めて見たシャチホコガ。正確にはシャチホコガ亜科ではなくハネブサシャチホコガ亜科になる。高知県では準絶滅危惧種に指定されているのでたぶん珍しい種だと思う。大図鑑によるとホストがカジカエデのみらしく、そのために分布が局地的な種のようだ。全部で4頭来た。
Carabus japonicus Motschulsky
ヒメオサムシ Carabus japonicus Motschulsky
「おっ、大きなゴミムシだ」と思ったら、黒化したヒメオサムシだった。基本、この周辺のものは体色が赤胴色になるものがほとんどなのでここまで黒い体色のものは珍しい。初めて見た。

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