別府峡 秋のキノコムシ採集
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日曜日は夕方、久しぶりに石鎚山に出かける。
ゲート閉鎖の20時前に土小屋を通過し、スカイライン内で灯火採集をしながらテント泊。
当初御来光の滝展望所での宿泊を考えていたが、何となくこれまでやったことのなかった番匠谷の周辺で灯火採集を行った。
夕暮れの番匠谷。面河川の最源流部にあたり、石鎚山の南斜面を刻む巨大な渓谷を構成するいくつかの谷の一つで、ここはそのどん詰まり。今ではスカイラインで楽々アクセスできる。
その周辺は、本当に惚れ惚れするような美しい原生林が広がっている。
蛾の集まりはまあまあといったところ。途中小雨が降るが特に問題なし。
泊まりなので酒を飲みながら灯火採集ができるのが最高に素晴らしい。石鎚山の湧き水で水割りを作り、飲みながら撮影。
12時過ぎに燃料がなくなり終了。酒もなくなったので寝る。存外に寒い。
朝から昼過ぎまで瓶ヶ森林道で花を掬う。
夏も終わりなのでさすがにリョウブやノリウツギはほぼ終わっていたが、かわりにイタドリの花が満開でハエがよりどりみどり。
帰りに木の香温泉に入って帰る。
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日曜日は昼から白髪峠を目指して出かけた。
白髪山の南斜面を走る林道の最高地点、白髪峠は現在別府峡側からは通行止めになっているので西熊渓谷側から登っていった。
剣山の南西に位置する三嶺(みうね)を頂点とする山塊は、南斜面に3つの大きな谷を持っており、西からそれぞれ「西熊渓谷」・「別府渓谷」・「高の瀬峡」と名前がついている。
※高の瀬峡は厳密には剣山の渓谷
いつもは白髪峠での灯火採集と言えば、厳密には別府渓谷の最上流部での灯火採集(地図上のB)だったが、今回は西熊渓谷側の最上流部に向けてライトを行った(地図上のA)。
標高は約1,120m。市内の予想気温は最高27℃/最低17℃と高い。ただ月齢は最悪に近く、現地に着くと凄まじい強風。
強風で何度も灯火セットをなぎ倒されながらもなんとか耐えつつ春のキリガを狙った。
灯火採集に行くときは過去の写真を見ながら、どんな時期にどんな標高でどんなものが採れているかを思い出して計画をたてる。
さて、今年はどうだろうか?
避難小屋のある中内台。前方に大きく開けているのが西熊渓谷の上流部。
南国高知でも標高1,000mを超えるとまだところどころで残雪が見られる。
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日曜日は昼前に自宅を出発し、徳島県の高の瀬峡に出かけた。
昼過ぎに到着し、それから日暮れまで早春の高の瀬峡を散策しながら網でわずかに生えた下草や常緑樹の硬い葉っぱをスウィーピング。
採れるのはユスリカやトビケラなどがほとんどだが、それらをコツコツ集めて写真に撮る。
風はやや強いものの、春の陽気に誘われて越冬から覚めたヒメアカタテハやテングチョウなどが舞い飛びとても楽しかった。本州ならもひょっとしたらもうギフチョウも飛んでいるかもしれない。
夕暮れまで楽しんだ後、夜7時から灯火採集を開始。
こちらは春のキリガ狙い。
昼間は風がやや強かったものの、日が落ちたら完全に無風になった。
よしよしと思ったのもつかの間、今度は空が思い切り晴れ上がったことで気温が落ちるのが予想以上に早く、19時に12℃あった気温は19時半に10℃、8時に8℃、9時に5℃と急降下。
それでもギリギリ5℃以上をキープし、無風だったことも幸いしたのか、そこそこの数の蛾が集まった。
10時過ぎに撤収。
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