写真:白バック

愛と憎しみのナガヒョウホンムシ Ptinus japonicus Reitter, 1877

Ptinus_japonicus
ナガヒョウホンムシ Ptinus japonicus Reitter, 1877

冬の寒い時期でも余裕で活動できる謎の耐寒性能を持つ。見た目的にはカミキリムシ感がある。

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20170415 筆山公園 昆虫採集(5)

引き続き、昨年の春に近所の筆山公園でコツコツと撮った虫を紹介していきます。今回で5回目。

Braconidae_1
コマユバチの仲間 その1 Braconidae sp.1

Braconidae_2
コマユバチの仲間 その2 Braconidae sp.2

Braconidae_3
コマユバチの仲間 その3 Braconidae sp.3


Crematogaster_teranishii
テラニシシリアゲアリ Crematogaster teranishii Santschi, 1930

Eupelmidae
ナガコバチ科の仲間 Eupelmidae sp.

Hymenoptera
全然わかんないハチ。なんだこれ。

Mycetophilidae
キノコバエの仲間 Mycetophilidae sp.

Pristomyrmex_punctatus
アミメアリ Pristomyrmex punctatus (Smith, F., 1860)

Scatopsidae
ニセケバエの仲間 Scatopsidae sp.

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20170702樫西海岸で得られた磯の生き物

昨年の夏に樫西海岸に行った時に観察された生き物一覧。

この日は潮の引きが悪かったのでシュノーケルをつけてひたすら素潜り採集していたのだが、豊富なサンゴに目移りしてしまい、また下手に魚に手を出そうとした結果、全体的な収穫は今ひとつになってしまった。

今年も早く磯採集行きたいな。



20170702kashinishi

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愛と憎しみのブリッグスウスイロチャタテ Ectopsocus briggsi (McLachlan, 1899)

Ectopsocus_briggsi_2
ブリッグスウスイロチャタテ Ectopsocus briggsi (McLachlan, 1899)

家屋内で見られるチャタテムシの典型種のひとつ。厄介なことに冬でも普通にいるが、気温が低いとわりと動きが鈍くなり、飛ばなくなる。

屋内にもいるが、野外でも公園などで普通に見られる。多いのは枯れ枝、枯葉、干し草の山の中などで、やはりカビの菌糸を食べていると思われる。

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タマゴクロバチの仲間 Scelionidae sp.

Scelionidae
タマゴクロバチの仲間 Scelionidae sp.

自宅マンションの灯りでとても小さな黒い蜂を見つけた。寄生蜂のタマゴクロバチの仲間・・・かな?

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アカイロマルノミハムシ Argopus punctipennis (Motschulsky, 1866)

Argopus_punctipennis
アカイロマルノミハムシ Argopus punctipennis (Motschulsky, 1866)

自宅マンションの壁に小さいけれど目の覚めるような赤色の虫がひっついていた。冬なのに元気。

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愛と憎しみのホシチョウバエ Tinearia alternata (Say, 1824)

Tinearia_alternata_adult
ホシチョウバエ Tinearia alternata (Say, 1824) の成虫

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ホシチョウバエの幼虫

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ホシチョウバエの蛹

オオチョウバエと比較すると非常に弱々しく、色も白いのでホコリっぽい。年がら年中見る。オオチョウバエと比べて発生可能な有機残渣の量が異常に少ないのでわりと綺麗な場所でも現れる。

普段「ホシチョウバエ」と呼んでいる虫には明らかに複数の種類が含まれているが、深くつっこみたくないのでホシチョウバエというのは種類ではなく、概念的な存在だと思うようにしている。

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20170415 筆山公園 昆虫採集(3)

引き続き、昨年の春に近所の筆山公園でコツコツと撮った虫を紹介していきます。今回で3回目。


Amystax_fasciatus
オビモンヒョウタンゾウムシ Amystax fasciatus Roelofs, 1873

Caecilidae_sp_001
ケチャタテ科の仲間その1 Caecilidae sp.

Caecilidae_sp_002
ケチャタテ科の仲間その2 Caecilidae sp.

Ceratopogonidae
ヌカカ科の仲間 Ceratopogonidae sp.


Elateridae
コメツキムシの仲間 Elateridae sp.

Melyridae
ジョウカイモドキの仲間 Melyridae sp.

Pteromalidae
コガネコバチ科の仲間 Pteromalidae sp.

Sciaridae
クロバネキノコバエ科の仲間 Sciaridae sp.


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20170728 北海道上士幌町 三国峠(標高1,136m) での灯火採集で得られた昆虫(1)

昨年の夏に行った北海道での灯火採集で得られた虫を紹介していきます。


記念すべき初めての北海道の灯火採集は三国峠で、と決めていた。

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特にこれといった目的があるわけではないが、せっかくなのでぜひ大雪山国立公園の真っ只中、北海道の国道最高地点(標高1,136m)である三国峠で灯火採集をしてみたい。

三国峠で灯火採集を行うことを前提に、後付けで旅行の計画を立てていく。

宿に荷物を置いて夕食を食べた後、一時間以内で三国峠にたどり着くのが理想だ。

夏場で日が長いとは言え、遅くとも8時までには現場に着いておきたい。

初めてでまったく土地勘のない場所なので、周辺の環境確認のため薄暮くらいの時間には現地でスタンバイしておくのが理想と言えば理想だが、宿で夕食を食べることなどを考えると実際には時間的になかなか難しい。

これは毎年悩みのタネなのだが、実際採集のことだけを考えればコンビニでおにぎりでも買って採集しながら食べれば十分なのだが、それでは奥さんが気の毒だ。

三国峠にもっともアクセスしやすい場所ということで、糠平温泉に宿をとった。

Mikuni2

Mikuni1



また、高知から北海道に発電機などの重量機材を宅急便で送っているため、その荷物もどこかで受け取らなくてはいけない。

あらかじめ宿に荷物を送っておいて受け取ることもできるが、それでは空の発電機に給油ができない。

糠平温泉周辺に夕方営業しているガソリンスタンドがない。

時間的ロスを少なくするため

荷物受け取り →  ガソリンスタンド → 宿 → 目的地(三国峠)

がこの順番で並んでいなくてはいけない。

考えた結果、高知から荷物は「ヤマト運輸 十勝士幌センター」に陸送指定で送り、受け取り後に士幌町内のガソリンスタンドで給油、その後糠平温泉の宿に荷物(と奥さん)を置いた上で、いよいよ一人三国峠へと向かった。


当日は道内は朝からあいにくの天気で、終始小雨が降りしきり、時折風とともに強く降る。



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昼間行った帯広のナイタイ高原牧場。何も見えない。

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夕方、宿を出た時点であたりはすでに暗くなっている上に真っ白な濃霧で視界はゼロ。目的地まで一時間はかからないはずだ。時折道路端をキタキツネが走り去って行く。雨がひどい。日がくれた後、ますます雨脚が強まっていく。





だが、なんとなくこの雨は上がるような気がしていた。

私が本気で灯火採集がしたいと思った時、これまで晴れなかった時がない。

必ず晴れると確信し、ますます強くなる雨の中一人レンタカーを飛ばして三国峠へと向かった。

目的の三国峠展望台が見つからずに通り過ぎてしまうほどの濃い霧の中、どうにか到着し、灯火スタート。


到着時、降りしきっていた雨は灯火採集スタートと同時に小康状態になり、やがて止んだ。



予想通りだ。



・・・誤算だったのは、点灯直後から集まりだしたおびただしい数のコケガ・・・あまりの数に、祟り神みたいになってた。




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愛と憎しみのシマメイガコマユバチ Bracon hebetor Say, 1857

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シマメイガコマユバチ Bracon hebetor Say, 1857

コマユバチ科(Braconidae)の仲間。体色に変異があるような感じだが、おそらくもっとも代表的な広域分布種のシマメイガコマユバチか、近い仲間だろう。

ノシメマダラメイガ絶対殺すマン。ハチノスツヅリガの幼虫も襲うらしい。

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